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入り口に着いた俺は、かっこ良くストックを取り出し(侍が刀をさやから抜くように)スノーシューでの登山を開始したが、5分もしない内に疲れてしまった、この時点でもう汗だく。でかいし重いし、やはり西洋かんじきというだけあって、パワーのあるアメリカ人(西洋→アメリカと今も思い込んでいる俺)向きだなと身をもって感じた。だいたい注意書きに、これは平地用ですってかいあったな〜。とりあえずはずして、ストックと一緒にザックにくくりつけ長靴で登ってみる。先ほどとはうって変わってあるきやすい、走りながらいけそうなくらい身軽になった。雪景色を楽しみながらゆっくりゆっくり登った、7合目まで10人くらいの人とすれ違い挨拶を交わした、みんな感じの良い人たちで心が安らかになっていく。足元のスタイルと言うと長靴の人もいればスノーシューやかんじきの人もいた、スーパーの袋にかんじきをいれ、手にさげている人もいた。そのうち空が怪しくなり、雪がちらつき始めた。いつでもズボズボゾーン来て見ろ、今日はスノーシューがあるからぜんぜん関係ねーよと強気にガンガン登った。ガンガン登り過ぎたせいか、疲れて目線が足元だけになっていた、そしていきなり人が横にいることに気ずき驚いた俺は上半身をのけ反り「ビビッタァー」と反射的にでかい声で言ってしまい、お兄さんに軽く笑われてしまった、前から人が来た事にまったくきずかずガンガン進んでくる俺を見て止まって避けていてくれてたのだ。
そんなこんなで8合目、9合目を制覇していくが、一向にズボズボゾーンがお出ましにならない。そんな事考えてると山小屋のちょっと手前に設置してある友情の金(さい銭箱の上に釣らされているような物)にきてしまった。すこしがっくり・・・。しかしグレーだった空は青空になっていて、最高の景色に10秒ほど感動し、すばやくデジカメで撮影し山小屋に向かった。
ドアを開けると2人の先客がいたので、「お邪魔します」といい中にはいる。つづく
RF-1さん、コンバンワですが、引っ張りますね〜
何処かで見た様な避難小屋、二王子山の避難小屋は確か二階建てだったし、守門岳でしょうか?
kintakunteさんおはようございます。
もちがなかなか焼けなくて、あんな時間になってしまいました。ごめんなさい。
あの小屋は五頭山の非難小屋で〜す。
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