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深まる秋の風景をカメラに収めるべく、バイクを駆って紅葉の名所に夜明け前から出発。
今日のこの秋一番の冷え込みで国道わきの温度計は2度、バイクで走れば体感温度は氷点下だ。
撮影地に到着すると好天のため撮影者が複数人。
仕事は当然休みでは無いので、日の出から撮影終了、出勤する時間を考えると滞在時間は多くは取れない。
あちこち歩きながら撮影をしていると、どこかから声がする。
「白いマスク、目立つなあ、誰もいないのに・・・」と聞こえた。
声がする方を見ると、大きな三脚を立てた老人が1名
周囲を見回してもおいら以外に人はいない。
そしておいらは白いマスクをしてる。
このご時世にマスク=コロナ対策と思う人が多いのだろうが、呼吸器系が弱い自分にとっては湿度が下がる秋から冬にかけては昔からマスクが欠かせないアイテムだ。
つぶやいた撮影者にとって白いマスクは目立つので、被写体に写り込む迷惑なものと映ったのかもしれないが、おいらにとっては自分の健康を守るための必要なものである。
苦情の一つでも言ってやろうかと思ったが、そやつのいる方向に撮影のために歩きだしたらさっさと移動してどこかに行ってしまった。
美しい風景を撮影できた感動はどこかへ消え失せて、なんとも悲しい気持ちだけが残る残念な一日となったが、反面教師としてこんな人間にはならないようにと心に誓った。
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