山用語として使われているかは知らないが、
ぬたぬたの泥道のことを我が家では「シルコロード」と呼んでいた。
シルコとはお汁粉の意味。見たまんまである。
平ヶ岳や北ノ俣岳のシルコロードは強く印象に残っている。
もちろん、木道があるときや植物が生えているときは、
植生保護の件もあるし、可能な限り回避する。
しかし、回避できないときは突っ込まねばならない。
私はそれでも可能な限り回避する方だ。(汚れるのがイヤなので)
一方弟は最近喜んでシルコに突入するようになった。
ちょっと遠回りすれば回避できるところでも、常に前進。
新調した登山靴でもおかまいなし。何が楽しいのか?
文字通り「ハマル」らしい。
どうやらどのくらい深いのか自分で確認しないと気がすまないようだ。
かくいう私も、最近シルコを見つけると反射的に写真をとってしまう。
楽しみに目覚めてきたのか?
不思議に思うのが、絶対に足を踏み入れる必要のないシルコに
既に先人の足跡があるときである。
山の七不思議に入っているのかな?
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