妙義山(表妙義)中間道紅葉狩り山行2008.11.12.

高崎駅(7:20〜7:30)→妙義神社P(8:20〜8:25)→

大黒神社P(8:45〜9:00)→中之岳神社(9:05)→見晴台

(9:30)→第四石門(9:40)→あづまや(9:50〜10:10)

→妙義神社(12:30)

妙義神社前駐車場でメンバーの一人Gさんの車を置き、
下って来たら登り口までの車道歩きを避け、車で快適
に移動しようと 大黒神社までリーダーSさんの車で3
人揃って移動。
大駐車場最奥のトイレ前で雨具を着込んでいざ出発！
結構降って来ているが、森の中を歩くのでそれ程気に
ならなかった。中之岳神社までの長い急階段を5分程か
けて上りきり、お参りをして改めて出発した。
最初の登りは滑り易い石段が中心。途中の急登に差し
掛かる辺りから木の階段となる。
なるべく階段を避けて土の場所を選んで踏みしめて行く。
程なく、最初の見晴台が見えて来る。山の中腹に突き出
た岩盤だ。岩の上に石製の社があるが、これはSさんが
地元で所属している山岳会で担ぎ上げたものだそうだ。
一つ25kgもある。これをもう一つ、中之岳山頂にも担ぎ
上げたという。中々出来ることではない。
暫し、白く霞んだ眼下を見下ろし紅葉を眺めてから先へ
と進む。中之岳山頂を目指す道との分岐を超えると、
最初の鎖場が現れる。5m程の短い鎖場だった。
登り切ると轟岩が見えるらしいが、白く濁って全く見え
ず、迂回して岩盤を下り山道に戻る。
暫らくアップダウンを繰り返しゆっくりと進むと程なく、
第四石門に到着。
あづまやが二つと目の前には石門と言われる岩壁の真ん
中に穴の空いた石製の門を潜るような場所に驚く。
ここで撮影と小休止。少し進んだところでは、右手に大
砲岩と呼ばれる大砲の形の岩が見える。
この辺りの山道は常緑樹が多く、紅葉していないところ
では鮮やかな緑で溢れていた。
妙義の中腹の山肌を撒きながら歩く中間道は、程よいア
ップダウンの連続と、時々現れる小さな鎖場や階段が点
在する歩きでのある楽しい行程だと思う。
更に進むと、石庇が張り出して真下を潜れる場所に来
た。一見して立山の渓谷沿いの道を思い出す。
また更に進むと、100m位ある岩稜を一気に下る長い鉄製
の急階段が現れる。
何度か傾斜や方向を変えながら下って行く。
ここではこれまで以上に慎重に降りて行った。
10分程であづまやに到着。行程の半分弱位の距離になる
だろうか。まだ10時を少し廻っただけだが、空腹だった
ので早過ぎるが昼食を摂ることになった。
持参したサンドウィッチを頬張る。
20分という短い時間だったので、珈琲を煎れる余裕は無
かった。ちょうど23名の団体が到着していたので、場所
を空ける必要があったのだ。
残りの行程を休みなく、けれどゆっくりと紅葉の山道を
楽しみながら歩き続けた。
全行程約3時間半のゆったりハイキングとなった。

結局晴れたのは、山を降りて高崎駅に向かう車の中であ
った。悔しいかな天気さえもう少し良ければ紅葉ももっ
と楽しめただろうに。