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5時前にTAXIに乗り込む。
最寄駅から5時台の電車に乗り、乗り換え3回。
2時間以上かけて7時41分、鳩ノ巣駅に到着。
集合時間8時に余裕で間に合った。駅に降り立つと、いかにもこれから
登ります！という出で立ちの数人が、目指す川苔山へと続く道へ上が
って行った。
鳩ノ巣駅から車道へと下った右奥にある無料駐車場に、他のメンバー
も集まっていることだろう。
身支度を済ませ、駅横のベンチで暫し逗留を決め込む。
鳩ノ巣(8:00) → 大根ノ山ノ神･十字路／直(8:50) → 分岐／��
→ 大ダワ･五叉路／�藜个畫阿愴�根伝いに直登(10:00〜10:10) →
舟井戸･十字路／��(11:20〜11:30) → 休憩舎跡･十字路／��(11:50)
→ 川苔山▲1,363.3m(12:00〜12:05) → 休憩舎跡／直(12:10〜12:50)
→曲ヶ谷北峰･分岐／�� → 分岐／�� → 分岐／�� → 分岐／�� →
[赤杭尾根] → 赤杭山(赤久奈山)▲923.6m(14:40) → 分岐／��
(15:10) → ((スマド山を撒く)) → 古里(15:55) → 鳩ノ巣
今回は、会のメンバーが7名、他のクラブからの参加が1名と賑やかな
ハイキングとなった。
住宅地の中を登ること10分程。直角に左に曲がりいよいよ登山道へ。
山ノ神までの登りは、40〜50分。これからの3時間半以上の道のりの
前哨戦として身体を燃やすために丁度よい登りであった。
程なく山ノ神分岐の車道に出る。ここを直進し、緩やかな開けた明る
い樹林帯に入る。新緑が気持ち良い。木々の間から降り注ぐ陽光も
嬉しい。
樹林帯を抜け山肌を舐める山道に出ると、中間地点と言ってもいい大
ダワが観えて来る。結構距離がありそうだ。その先に尾根伝いに連な
る幾つものピークが、先の遠さを予感させる。
勾配自体、それ程キツイと感じる所も無く、快適な歩行であった。
大ダワ分岐に着くまでは･･･。
地図上でも等高線の幅が狭く、急勾配を示していたので判ってはいた
のだが目前にすると、ピークが見えない程の急坂に一瞬臆する。
だが、右の撒き道(山ノ神から舟井戸までを2時間45分かけてゆっくり
登る一般的なメイン道と繋がる道)へ行くのは面白くない。
下りで通るのは避けるだろうが、登りなので行こうと尾根伝いの急登へ！
行程は舟井戸まで1時間程だったが、ここが結構大変な登りで殆ど四つ
ん這いになるところもあったりして中々しんどい登高となった。
ただ、登って来た後を振り返ると、大岳山･御前山･御岳山など奥多摩
の主峰が綺麗に全景が見渡せた。山道にはヤシオツツジが垂れ下がる
ように張り出して、丸々と満開に咲き誇った紅い花を見せてくれた。
舟井戸に降りる手前の小高い場所に腰を下ろし、暫し小休止。
まだまだ先は長そうだが、これ程キツイ登りはもう無いだろうと英気
を養うように大豆バーを口へ運ぶ。
途中で見えた幾つものピークは4つで終了。でもその度に登っては降り
を繰り返して、やっと以前は営業していた休憩小屋跡のある十字路に
到着。ここからあと5分程頑張れば頂上！と皆背負っていたザックを
降ろし、空身で頂上まで！記念撮影のみ済ませて取って返す。
私達は体力づくり(？)のためもあって、ザックを背負ったままピスト
ンする。
山道沿いではあったが、パーティの多さと頂上の小さなベンチを考え
ると、休憩舎跡前の一角は私達が腰を下ろして寛ぐだけのスペースが
あった。ここで昼食とする。
見上げると頭上には、これから芽吹こうとしている木々の花の蕾がい
っぱいだった(花の名前は判らない)。
思い思いの昼食を広げ、暫し寛ぐ。
GWに其々に出かける予定の山域を話す。
私達が参加する北アルプス蝶ヶ岳･常念岳一泊山行のリーダーも居たの
で、集合時間や携行品の話をする。
いよいよ近付いて来た！楽しみで仕方がない♪
40分程で腰を上げ出発する。
一つ東京寄りの古里駅を目指し、赤杭尾根を下る。
この道が結構長く、危険箇所も多かったのには吃驚。
国○地△院の地図には載っていたのに、2003年版の昭○社の地図(新し
い地図を買い直さなきゃ！)には載っていなかった川井駅方面への分岐
を過ぎた先は、急斜面の山肌にしがみつくような細い山道の上、地面
が乾いた土と大量の小石で滑り易く、登山道自体が山側から谷側への
傾斜に合わせた様に斜めに角度が付いた状態で突っ切るように続いて
いて、ヒヤリとすること数知れない恐怖の山道であった。
前面が開けて、古里の街の住宅の屋根が見えた時にはホッとした。
駅に到着。一旦鳩ノ巣駅へ一駅戻り、駐車場前の蕎麦屋で一服して解
散となった。総歩行時間(休憩含む)7時間。長丁場で怖い思いも一瞬
あったが、充実したハイキングであった。
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