サングラスの破損

先ほど穂高から帰還しました。
今回は岳沢ベースで奥明神沢から前穂など好天で楽しい山行でしたが、唯一「失敗」だったのがサングラスの破損。
テントに戻り登攀具の整理などしていたとき、つい不注意で愛用のサングラスに乗ってしまいました。
高価なものではありませんが丁番の根元からボッキリ、気分はガックリ。
これは致命的です。今朝早くからの下山で事なきを得ましたが場所によっては全くの行動不能もあり得たかも。
春山にサングラスのスペアは必須かもしれないと痛感しました。

山の大先輩の昔話に五月の北アの山中でサングラス（当時はクライマーゴーグルとか）を紛失し、背当ての新聞紙を細く切って目の位置に巻き、スリット上に切れ目を入れ行動したそうです。
うっすらと見える範囲で下山して「雪盲」を防いだとか。先人の知恵には頭が下がります