久しぶりの日記です。備忘録も兼ねています。
(注:当たり前のことを最もらしく書いているかもしれません:笑)
先日、エアコンが故障してしまい、扇風機を買ってきました。エアコンは
エアコンで修理に来てもらう予定なのですが、なぜ扇風機を買ったかというと、
最近、エアコンの冷気の中にいると身体が違和感をもっていたからでした。
ですからエアコンは最初の20分だけで、あとは扇風機の生活にしたいなと
思っていました。
購入条件は、
○送風部分がなるべく高い位置にあるもの。
○できれば冬のサーキュレーター代わりにも使えて、一年中出番のあるもの。
買った物はこれ
http://www.hitachi-ls.co.jp/product/air/hef-dc3000/index.html
そして、ここからが本題。
実際に扇風機を使っていると、なぜ扇風機を使っていると涼しく感じるのだろうと
考えるようになりました。どうみても扇風機は室内の暖かい湿った空気を
撹拌(かくはん)しているだけで、エアコンのように冷たい乾燥した空気は
もたらしてくれません。
いろいろあーでもない、こうでもないと考えているうちに、そもそもこの二つは
使い方が違うのではと思うようになりました。
結論をいうと、
○エアコンは室内を冷やす装置
○扇風機は風で人を涼しくさせる装置 ということです。
エアコンは室内の暖かい湿った空気の中に、上から冷たい乾燥した空気を送り
こんできます。つまり、スイッチを入れることで全く性質の異なる空気が部屋に
存在することになります。そして運転の結果、室内では運転中は冷たい乾燥した
空気で満たされます。
これって、夏の日本、まさに今、大気の状態が不安定、と同じですね。
これ対して扇風機。エアコンと同じように部屋を冷たくしようとしても、室内の
暖かい湿った空気をかくはんしているだけですから、室温が下がるわけでも、
空気が乾燥するわけでもありません。なのになぜ涼しく感じるのか?
それは扇風機よってもたらされる風(強風でも微風でも)が汗ばんだ身体に
当たり、汗が乾く際にでる気化熱が身体から奪われることで涼しく感じると
いうことです。簡単にいえば稜線にて濡れた身体で風を受けていると低体温症
になるのと同じです。つまり体温を奪われる。
ですから、扇風機は身体に扇風機から送られてくる風を受けてこそ、効果が
発揮されると考えました。扇風機を強風運転にして部屋中に送風が行き渡る
よう首振りをしても、(それが目的の場合は別として)、涼しさを感じるどころか、
電力の無駄使いということになってしまわないか?ということです。
昨夜の私の部屋は気温33℃。扇風機で身体に微風(風が来ていることがほのかに感じられる程度)が当たるように1時間のお休みタイマー設定しましたが、
ぐっすり眠ることができました。
これまでは33℃!というと、すぐエアコン冷房という発想でしたが、これからは
扇風機による気化熱利用がメインになりそうです。
室内での扇風機使用にともない、微風でも身体が気化熱で体温を奪われる感覚を
(それはとても小さな小さな感覚ですが)身につけてくると、登山でも
小さな変化に気づきやすい身体になっているのかもと期待しています。
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