携帯の電波の圏内である場合に、本人携帯からの通報では(遭難通報位置通知システムの活用)が出来るということは知っておきたい。全国の消防・警察ではシステムの配備が完了している。「遭難通報の場合、(遭難通報位置通知システム)で遭難位置座標はわかりましたか?」と通報先にかならずいうようにしたい。
知らない署員もいるかもしれない「目印」を言ってくださいとか「登山アプリをお持ちなら現在位置の座標」を言ってくださいとか「どこの山でどのあたりなのか教えてください」という時間が大幅に短縮できる。
名前、性別、年齢など簡単に通報した後は「電子登山届」を提出していますので確認をしていただけますか?で随分とこれまた「通話時間の短縮ができる」携帯の電源がどのくらいのスピードでなくなるかは経験者でしか実感はない、場所によっては物凄いスピードで喪失するのでみていると恐怖でしかないし、通話先はその割にはのんびりしているので気持ちが「切れやすい」。まるで街中の受付のようにのんびりしていて「緊迫度」のない応対をされる場合がある。
補助電源があってもあっという間になくなるし2名分でギリギリの通報と捜索までの余裕しかないというのも経験者でしかわからない。
報道機関もこのシステムがあるということを知らない、報道機関がほとんどでいつも記事になるのは1-2割程度で昨年は6-7件このシステムで救助された、今年は初めてかも知れない。
あくまでも「携帯圏内の本人通報に限られるので」圏外の場合の捜索システムの話とは別であるがそれでも「微弱な電波でも、基地局と携帯と位置情報の交信はしているらしく電源節約の機内モードにすると、交信はしないとのこと」なので「機内モード」には絶対にしてはならない。
本人通話でなくとも電波の交信さえあれば「おおよその位置情報がわかる場合がある」ので電源節約をするのではなく「予備電源」を所持して携帯電源の節約をすることなく登山したいというのが最近の定説になっている。
これは「通信会社」にも真偽を尋ねてシステム担当者と直接お話をさせていただいて確認した「一次情報」でもあり本当の話だ。「説」ではなく本当だ。
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