酉谷山避難小屋を利用した際、同宿の方から白泰山避難小屋も素晴らしいところだとのお話を聞き、それから2〜3年経った今月、白泰山避難小屋と四里観音避難小屋を利用させていただくことになりました。
両小屋には昨年、ボランティアの方が薪割りをしてうず高く積んでくれていたが、そのほとんどがこの1年近くの間に使われてしまっていました。
白泰山避難小屋の薪の減り方が分かる記録を集めてみました。
https://yamap.com/activities/5681416/article(2020/02/23)
https://yamap.com/activities/6046067/article(2020/04/10)
https://www.haseatskier.com/archives/25135434.html (2020/06/15)
http://jac.or.jp/youthclub/youth-club/wv20200705-1.html (2020/07/05)
2020年の白泰山避難小屋の記録を見てみると、今年の新緑の季節以降に急激に薪が減ったのではないかと思われます。
白泰山避難小屋と四里観音避難小屋に共通することは、小屋に置かれたノートへの記載が少ないこと、そしてストーブや「薪」に関する記述が少ないということです。二つの避難小屋の薪は、まるでアウトドア、キャンプファイアー、焚火を楽しむために恣に使われているという感が否めません。
薪を燃して野趣を求めるもよし、寒さに震えて薪を燃すもよし。ただし使い過ぎないこと、体力・余力があれば最低、使った分は補充しておくということならば、小屋の薪が枯渇しないのは至極当たり前のことです。
私がよく行く酉谷山避難小屋は、冬場に水場の水が採れないことが多いので、利用者がミネラルウォーターを運び上げてくれており、多い時は20本近い数になっていました。
しかし、特に今年に入って、水場で水が採れるにも関わらずペットボトルの水を使う人が続出し、11月に行ったときは在庫がほとんどなしという状態でした。
酉谷山避難小屋ノートには、今年に入って、水を使ったという記録は残されておらず、残されていたのは空のペットボトルばかりでした。
他の人が見ていないときは荒んだ心がさらに荒んで、適当なことをやるということでしょうか。むくむくと悪い心を起こさせないよう、小屋に「物」をよかれと置いてはいけないし、必余以上の薪の在庫を作らないのがいいのかと思う最近の出来事でした。
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