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2021年9月30日のコラムは「コロナ禍に畑で野菜を育ててみた」と題し、その内容は今年から始めた自宅庭での野菜作りのいきさつと成果でした。
それで健さんのホームページをのぞいてみると、野菜の話がてんこ盛り。コロナ禍で山に行けない人は何をしているのでしょうね。健さんは自宅にそれなりの広さの土地があり、1年目ながら相当な収穫があり・・・、すごい人だなぁと思うのでした。
「土の中に手を入れると包み込まれるかのような安らぎを感じたり・・・」とお書きになっていますが、「酉谷山避難小屋の扉を開けると我が家にかえってきたような安らぎを感じる」のが私です。
「これほどまでに美しい野菜を作れるプロの農家さんの技術や野菜への情熱に感動」されていますが、にわか農家の私にとっては耳の痛いことです。
脇道に反れますが、日本の野菜の生産量に占める有機野菜の割合は0.3%少しのようです。人が病気になったりけがをしたりすると薬(多くに化学合成薬)を使うのに、農薬を使った野菜は好まない方が少なからずいらっしゃいます。
しかし有機肥料だけを使い農薬は使わないということでは「健康」で見た目がイケメンな「美しい野菜」を作るのには相当の手間暇とお金がかかるのですが、10円でも安い野菜を買いたいという消費者のニーズに応えることが難しいのが現実です。有機無農薬栽培をそのコストに見合った金額で買ってもらわいと農家はまともな生活ができないから、生産の絶対量が統計的にも少ないのもうなずけますね。
※ 1枚目の画像は菜の花です。ミツバチを招いてイチゴの受粉をしてもらいます。
2枚目の画像は、有機肥料・農薬不使用のイチゴです。
3枚目は安納芋です。サツマイモの栽培では化学肥料も必要です。苗の植え付けの時に少量の農薬を使わないと土の中で虫に食われ肌が汚くなって商品価値が限りなく「0」(=収入源)になります。
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