初冬の寒い日に、道の駅みとみに車を停め甲武信ヶ岳に登ったことがあります。甲武信小屋の冬期小屋にお世話になり下山し、道の駅みとみで温かい食事をいただいたところ、「あの車はあなたのだったの?どうしたのかと心配したのよ。」と言われたことがありました。道の駅は登山者のための駐車場ではありませんし、不審に思われたりするのは当然のことで、いい歳をして配慮が足りず恥ずかしいことでした。
それ以降、例えば登山者のための駐車場以外で通常登山者が使用することができる管理者が置かれていないところなど比較的フリーに使える駐車場や駐車スペースに車を置くときは、警察に届けたり登山口のポストに入れた登山計画書と同じものの個人情報のところを折り返し、ダッシュボードに置くことにしています。
主な場所としては、
奥多摩の某町営駐車場や某跡地
お風呂⁺テント泊を目的に登るときの山梨県の道の駅
秘密の花園を訪れるときのバス停脇の駐車スペース
幌尻岳に登るときのゲート前の林道脇のスペース
になります。
それは、この期間車を停めさせて下さいというためのものであると同時に、不審車両ではありませんよということを伝える目的もあります。
車を離れる期間・時間を明示するわけですから、車上荒らしの不安がないわけではありませんが、それより、山中でいったん不慮の事故等に遭い、長期間車を放置することとなった場合に心配や迷惑をかけることも考えてのことです。
プライバシーが心配だからと登山計画書を提出することを躊躇するような人がいるようです。登山計画書を出すことによってプライバシー守れないというのなら、単純に山に登らなければいいだけのことだけだと思うのですが、どうなんでしょうか。登山中に事故があれば多くの人に迷惑をかけることになります。その迷惑を最小限にするためにも登山計画書の提出などが必要になるということは、あまり考えなくてもよいことでしょうね。
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