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当時、通行禁止という厳しい措置を採りながら、酉谷山から下りて大血川ルートに向かう熊倉分岐には何の表示もなかったので連絡し、設置の申し入れをしたところです。
大血川ルートがそれほど危険だというのであれば、崩壊地の上方に迂回ルートと設けるとか、フィックスロープを設置することをしていれば今回の事故は防げたはずです。それが通行禁止を無視して登ったものであっても、事故が発生するという予見可能性はなかったということにはなりません。
広大な自然面積を占有する東大演習林が、登山者排除ありきではなく自然資源の利活用の道を開くという観点から予防措置を講じていれば、昨年12月の死亡事故を防げたともいうことができます。
ゲートにカメラを設置して人の行動を監視するなどしても、ただそれだけでは犯人捜しはできても、管理者として演習林内での安全を確保するという面においてに片手落ちと言われても仕方ありません。
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