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前日、テント泊の予約のため電話をしたところ、林道で30cm、山道は50cmの積雪、つまり前回の降雪以来人跡はないとの意味でしたが、
・林道は車のわだちがあり
・林道には前日の下山者の足跡2人分
・そして登山道は小屋主の木下さんが除雪してくれていました。
2時過ぎに到着したところ食堂にはストーブが焚かれ、お風呂はとうに沸いていました。テントは寒かろうと特別な配慮をしていただき、朝まで熟睡三昧でした。その日、食堂にあった3箱の薪は翌朝までにすっかり使い終わったのでした。
小屋に飾られた先代の写真には「清潔」「親切」の言葉が書かれています。「テント泊者は客じゃない。」と言い放った北アルプスの小屋主とは真逆な三条の湯です。
食堂に掲げられた由来の書に「渓谷の出湯に都塵を洗落され明日の英気を養われることができれば幸である(原文のまま)」とありました。
三条の湯のホスピタリティは、現代社会においては過分なものです。いつもテント場代とお風呂代の1500円しか消費しない貧乏登山、初冬のころ、農作業が一段落したら薪割り奉仕に行こうかなと真剣に思ったのでした。
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