先の日記で
「生産者が常に正しいのではなく、時には社会性を逸脱しあるいは法令を遵守することなく活動することがあるので、「何かを疑う」目を持つ必要もあると思います。」
と書きました。
そう書いた翌日、日野自動車が、保安基準を不正なデータで潜り抜け「型式認証」を取得していたニュースが流れました。国土交通省は自動車メーカーの不正の通報を受け付ける「自動車メーカーにおける不正行為の通報窓口」を設けています。不正を働く企業の根は深いものと言えます。
私が今お世話になっているベンチャー企業も法律に抵触する不正なこと、労働者の権利をないがしろにした取り扱いが見られますので、アルバイトながらその都度是正と改善を直接求めています。
余り社会問題とならないと思われることは1〜2年で、法律に明らかに触れることは即座に是正されます。社員が関係法令を調べない、知らない、知ろうとしないゆえのことが多いように感じますが、根本は利益の確保の最大化を求められていることが影響しているものと感じています。
山小屋の国有地借り上げにおいては、その条件の中に「登山者への情報提供」が含まれているようです。テント泊者に「小屋に宿泊しない(=金がないかケチ)者には予報を教えない。」と言った北アルプスの山小屋の女主人のように、自己の利益確保優先の思想が企業にあるとしたら、安全を売るべき日野自動車同様で社会的責任を感じていただきたいものです。
安全を買うために車歴13年の車の車検を、今回もデーラーにお願いしましたが、もろもろで16万円の請求でした。今後2年間の定期点検+オイルなどの消耗品代も含めてのことですが、安全を買うという意味では必要な支出と考えています。それなのにいまだに600円前後のOD缶を詰め替えるとは・・・(泣)
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