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2022年、二子山でのクライミング中に落ちてしまいボルトの設置者を相手に損害賠償を求め訴訟を起こしたという事故が話題になっています。事故があった2022年、その山では4件の事故が報告され、うち2人が死亡しています。
クライミング事故訴訟で被告となっている小鹿野町クライミング協会は、一般社団法人であり定款を見ると営利事業は行っておらず、収入は会費又寄付のみであり、2023年度の収入は47万円を計上しているだけで、その事業内容と事業規模はボランティアの範疇と言えるものです。
この訴訟についてなぜか毎日新聞が取り上げています。小鹿野町クライミング協会・平山さんに責任の一端を負わせよう、つるし上げようという流れが見え隠れします。訴訟を起こしたのはクライミングのベテランとされ、二子山にも頻繁に登っていたように見られます。事故とは直接かかわりがないとみられるヤマレコユーザーの動きが見え隠れします。
情報が四通八達している時代に(この訴訟に至った)2022年に起こった重大事故情報の痕跡がない(発生日時・場所だけは公的機関のデーターから探し出せる)のはどうしてでしょうか。その見え隠れする(ヤマレコの人)人も口はつぐんでいます。しかしながら東京から遠く離れた通信所が発信元でありそれを記事にしているという、なにか奥歯に物が挟まったような裏の動きが見え隠れします。単に山の事故にとどまらない別のターゲットがあるように思われます。
Rock&Snow誌の99号に記載がありますが
、二子山は小鹿野クライミング協会とローカルクライマーで対立してしまっており、ローカルクライマー側の政治的な攻撃の可能性はあります。
今年、一月に協会が開催した説明会では、協会や町議員の前で暴言まで発せられたとのこと。要因は、老朽化したボルトの打ち替えをしながらグレードやルートの調整した事に対する不満のようです。
二子山は上級者向けのエリアで難易度の高いルートが多く、クライミング哲学的にこだわりの高いクライマーが多いような事を聞いた事があります。
ただ、こういう訴訟は、元々地権者と交渉をして、会費を集めてボルトの打ち替えをして管理している個人や組織に対してダメージとなるのでちょっと困りものです。
地元の人から見ると、人の土地で危険行為をしたり、たまに止めちゃ行けない路駐をするクライマーは決してよく思われているわけでなく、登攀禁止になるゲレンデも少なくありません。
この方の事故の経緯はブログで見ていたのですが、(現在は全て削除されています)が、登山歴も豊富で世間で言うほど自己責任の概念をしらないかたではありません。
協会を追い出したいのか、真意は分かりませんが、
微妙なバランスで成り立っている外岩のクライミングで、しかも苦労して岩場を維持している人たちがいる状況が色々な岩場である中で、協会だけでなく、町に対して訴訟を起こすって、自分たちのことしか考えてないんじゃない?
て思ってしまいます。
こんばんは。
コメントをありがとうございます。
ヤマレコは公の場所ですから、このことについての日記の記事を気のおもむくままに書くわけにはいきませんので、ぼかしぼかし遠回りに書いたつもりです。
二子山については、諸々、まったくの門外漢ですが訴訟は表立って出て記事になっているのは事故を起こした本人だけですが、組織的なもの政治的(思想的と置き換えてもいい)なものと感じております。
二子山については、植物の保護を名目に小鹿野クライミング協会も「とある会」と会議(?)に出ているようですが、暴言を吐くということは日常のことと、なんとも思っていないのでしょうね。
そのような場で脅迫を受けたり揚げ足を取られたりすることから、訴訟の当事者となった今は、呼び出されても行かない、話さないなどの対応が必要ですね。
単なる遊びの場が争いの場になるには相当の歴史があるのでしょうが、市民運動・政治が絡むのなら唾棄すべきことと思います。山は静かであるべきです。
ブログは全く事故のことを削除しておりますね。事故の責任が小鹿野町及び小鹿野クライミング協会にあると主張しても立証責任がありますから訴訟進行上はマイナス材料でしょうね。人間は自分にとって不利な情報は消してしまうものです。
はじめまして。
自分のクライミング歴は40年以上の前の大学時の僅か3〜4年ですが、「30年以上のベテランクライマーが設置ボルトがはずれた云々、、」で訴訟するのは、自分のようなクライミング経験が浅い者でも、「何かおかしい」と感じました。
他の方の日記にコメントさせていただきました。
政治的背景があるなら(残念ですが)合点がいきます。
関係者にはそれなりの理由があると思いますが、自分も山は静かであってほしいと思っています。
こんばんは。
コメントをお寄せいただきありがとうございます。
毎年毎年、同じところ(山)を10回も20回も登っていて、「ボルトが外れたから」と争う気持ちの純粋さにまずもって敬意を表したいものです。
石灰岩の特質は「もろい」ところにあるようで、中学校あたりで学習する内容のようですが、この方は二子山で長期間遊んでいて、そのようなことの学習はなかったのでしょうね。
毎日新聞が、一方の当事者の話ばかりを記事にしていますが、報道の姿勢としてはアンフェアにも限度があります。
他人が撃ち込んだボルトを長年当てにして岩場で遊んだ挙句の墜落事故。ではそのフィールドで自分はどのような貢献をしたのか、ただ乗りだったのか。ただで遊ばせてもらっても何かしらの参加意識、感謝の気持ちを持ち得たら裁判に持ち込むことはなかっただろうに。
この裁判に至る複雑な背後関係を容易に想像できますが、「活動」されている方々のお気に召さないこともあるでしょう。
ただ、ボルトが抜けたのではなく「ホールドが欠けて」「落ちた」とかつてご本人がブログに書かれていたようですが、今は肝心なところが削除されているので、事実関係は裁判所が公平な目で判断するものだと思っています。
「フットホールドが濡れていて怖かった」というのは事故の予見可能性があったと判断され、そのような悪条件の中でのクライミングは危険な事態を招来させる可能性があることを事前に認識できたということでしょうから、常識的にはご本人のミスと言うことで理解してあげてもらえれば訴訟に至ることはなかったのでしょうに。
いずれにしても山をネタにしての争いごとはよしてもらいたいものですね。
クライマーさんのブログ、その他の記事は非常に饒舌なのに大事な時期の記録が削除されているとか。不可思議なことです。
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