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日高の山に既視感がない地図に頼らない日高山脈と言いながら、のっけからタクシー会社に電話し「双川橋」まで行ってくれというのが若者らしくおもしろい。
49日間という漂泊期間も、4年間の合計日数だったというのは誇大広告肉との感想を持つ人が多いだろう。極め付きはソロではない年もあったということ。さぞかし心強かっただろう。
カムイエクウチカウシ山に登ったにもかかわらず、キャプションに「ついに主稜線に登った。この山がカムエクだろう。」というが、頂上標識は見なかったのだろうか。
74人待ちの図書だったが、あっという間に順番が回ってきた。
その理由がよく分かった。
服部文祥さんが文明の利器であるGPSを使っていたことと同質のアドベンチャーフィクションに通じるものがある。
昨日借りたものだが、今日返そう。
著者の角幡氏が見たカムエクの勇姿は見開きに載せられているが、これはエサオマントッタベツ岳から歩く勇者しか見ることができない格別の風景である。
自分自身が最後に「エサオマントッタベツ岳〜カムイエクウチカウシ山」を歩いたのは2014年だったが、今は90ℓのザックは荷が重い。
オロセ尾根が精一杯の歳になってしまった。
添付画像は
1 2007年
2 2008年
3 2010年
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