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その東京での勤務先で職場を同じくしていた女性が最近、NHKのテレビに実名で出ていた。中年(ミドルエイジ)での転職による幸せ探しが主題の番組だった。あれから20年も経ってしまっていたんだ。部下として私と同じ部屋で仕事に当たっていたが、共にいつ終わるとも分からない果てしのない仕事だった。
彼女は、40歳を過ぎてからの更年期で、メンタルと体力が持たなくなったということだった。当時、その忙しいさなか、と言っても週末主体でその年は16回、山に行っていた。六甲縦走に神戸に行った際、仕事で知り合った山仲間の大阪の女性からは「あなたは山に逃げている」と言われた。
別に逃げていたわけではないが、仕事に対するモチベーションは上がらず、かといってやることはやらねばならず、体力と精神力がついていかなかった。しかし、山に行っているときは気持ちが軽くなって帰ってくることができた。その仕事を辞めて転職する選択肢はなかった。なかったというより家庭を顧みれば辞められるわけがない。テレビに出た彼女とはそこに違いがあったのかもしれない。
定年退職後の私は、つきが落ちたように山に登った。それは逃げるための山登りではなくポジティブでアグレッシブな山登りであった。収入の道をまったく変えて空からは、山のホームページをの更新もできなくなった。昨年は、奥多摩の山ばかり、7回しか行けなかった。野菜を待っていてくれる奥様方を始め、収穫体験を心待ちにしている多くの子供たちの期待に責任を持って応えようとがんばっている。
で良いのでは。
逃げ場があるのは幸せで大切なことです。
日本は法治国家なので犯罪していなければ他人にとやかく言われる筋合いは無いです。
山で知らない人にオーバースペックと言われたことが忘れられません。
いらんお世話だ。
そういう人は精神構造が、用地で他人と自分の区別がつかないのですよ。
つねに主語は英語でいう私で考えないと、思考がごちゃごちゃになります。
コメント、ありがとうございます。
たぶん、山登りができていなかったら、ただつまらないだけの日々を過ごしていたのかもしれません。各地の山に行けることができたころは、人がほとんど入り込まない場所で花を見るのが楽しみでした。
山では数度、知らぬおじさんから「大きなザックを背負っているね。」「ザック、大きいね。」とか言われたことがありましたが、人は人、私は私。この糞じじいと思っていました。大きなザックを未だ背負えることに喜びを感じている日々です。
個人的にはウルトラ・ライトのお爺さんは数日間の縦走もできなくなる日は早いのだろうなと思うところです。
「この糞じじい」で声をあげて笑いました🎵
その粋です!
花素敵ですね。
俺は花の名前を覚えられないので尊敬します。
私もお爺さんですが、本物の爺さんは嫌いです。
山を登る目的に花を見ることプラスすると、断然山自体が面白くなりました。
せっせと北海道の山に登っていた理由の一つが「カムイビランジ」を見るためだったのでした。
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