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下手な山岳写真やDVDを見るより、
新田さんの文章を読み進めている方が、
よっぽど山の中にいる気分になれるのが素敵です。
◆「剣岳 点の記」
日本で最後の未測量地点「剣岳」を測量師の誇りをかけて、
測量に向かっていく人間ドラマ。
剣岳山頂に着くために、
いろいろなルートを何ヶ月もかけて試行錯誤していたのが、
印象的でした。
こんな山の楽しみ方は今はなかなかできないですねぇ。
◆「八甲田山 死の彷徨」
日露戦争を前に
厳冬期の八甲田山ルート開発の命を受けた
陸軍第5連隊と第31連隊。
彼らを記録的な豪雪が襲う。
着実に歩を進める31連隊と、
ホワイトアウトした世界の中を彷徨う第5連隊。
どういう人のどういう行動が
遭難のきっかけとなるのか、
生還の理由となるのか
よく学べます。
◆「強力伝・孤島」
新田さんが直木賞をとった「強力伝」等の、
短編小説が詰まっている本。
強力伝では山に登る者にしかわからない精神状態が、
濃ゆーい文章描写で美しく書かれています。
他の短編も自然と向き合う人々の
意志が生々しく描かれており、お勧めです。
◆「霧の子孫たち」
霧ヶ峰高原の自然と遺跡を破壊する
ビーナスラインの建設に反対する人々の奮闘を描きます。
自然を開発から守ることって難しいですねぇ。
自然を復興させる公共事業がもっと必要ですね。
同感です。私も好きで何回も読み返したりもします。
小説ももちろん好きなのですが、
新田自身の体験を綴った
「アルプスの谷 アルプスの村」が小説としての作品ではなく旅行記として読めて楽しいです。
数十年前の日本人にとって高嶺の花だったであろう海外旅行でしかもスイス
新田の興奮振りが伝わってくる文章で自分も行った気にさせられます(安上がり?
ワタクシも新田次郎さんの本が好きです
強力伝も剣岳点ノ記も、死の彷徨も読みました
新田次郎の本で遭難する場合、女性の我が儘が原因で遭難するのが多いですね
なので、遭難したくないので本当は女性と行かない方が良いのですが
ザックの中にはいつも文庫本が入ってるzerryです。
次は「孤高の人」読んでください。
「八甲田山」はDVDでもどうぞ!
北大路欣也 ・三國連太郎 ・秋吉久美子 ・高倉健 出演
日本映画史上類を見ない過酷なロケとしてあまりにも有名。
私も大好きです。
何度でも読み返して飽きる事がありません。
まだ読んでないのはないかと図書館に行くといつも
探しています。
>sakura0725さん
コメントありがとうございます。
「アルプスの谷 アルプスの村」面白そうですね。
是非、読みたいです。
自伝的なのもあるらしいので、
それも読んでみたいんですよね。
>tenkentaiさん
コメントありがとうございます。
人それぞれ
いろんな楽しみ方があるのが、
山の良いところですよねー。
女性の我儘で遭難するのって何でしたっけ?
あ!「芙蓉の人」は半遭難だったですねぇ。
僕は女性と山に行くのは、
あまり好きではありません。
ずっと、口が動いてるんだもん。
>zerryさん
コメントありがとうございます。
そうなんです!
「孤高の人」早く読みたいのですが、
なかなか図書館でゲットできなくて。。。
今は「銀嶺の人」と「槍ヶ岳 開山」を読んでます。
>tomuyanさん
コメントありがとうございます。
僕もいつも図書館のお世話になってます。
図書館素敵ですよねー。
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