昨年、スーパーで買った薔薇は、10くらいの花をつけた。
しかし今年は一輪も咲かなかった。
素人が素人なりに調べてそれなりに育てているつもりになっていたが、咲かなかった。
いろんな意味で、人とは所詮こんなものなのであろう。
守ろうとする時は既に絶滅寸前。
今までそれでどれだけの生を滅ぼしてきたのか。
ここにきて、希少植物を守ろう？
咲く場所を秘匿すれば、それで守っている気になるだけではないのか？
隠すことで少しは盗掘の妨げにはなろうかとは思う。
しかし人間はそれでいいのかね。
いっそすべてを明かし、それで滅ぶものは仕方ない、とは思えないのか。
自然淘汰は地球が誕生した50億年前から連綿と続く宿命だ。
その歴史の中で、人間だけが『欲』を抱えて生きている。
それもまた、自然の摂理とは思えないのだろうか。
守ろうとする意志は尊いとは思うが、それが自然の摂理に逆らってうまくいくとは到底思えない。多くの方が言う『心ない一部の方』がいる限り。
もし本当に自然の摂理に逆らって守りたいと思うならば、植生に張り付くくらいしたらどうなのか。
出来ないことは分かっているが、その『出来ない』で、今まで滅んだ生がどれだけあるのか。
守ろう？
簡単に言う事ではないよ。
自分に出来る事で精一杯、それで守れないなら悲しい事ではあるけれども、それが現実なのでは。
でも、それはとても価値があることと思う、たとえ守れなかったとしても。
咲かなかった薔薇は、死んだわけではない。
花をつけること、それだけが植物の使命ではないと思うので、今後も大切に『守って』いきたい。
そんなことを思いつつ、あの命の奇跡とも言える花が見れなくなったら悲しいな…
何かこの希少植物に関しての流れに違和感を感じたので、敢えて。
ＳＭさん、こんにちは。
「違和感」の部分、何となくわかるんですが、今ひとつわからない。
ごめんなさいね。
gankoyaさんおはようございます。
違和感、実は書いている本人も適切な表現が出来ずに試行錯誤しています。
例えばヤマレコに上げる記録では、GPS情報を消しただけで撮影時間情報を消さず、それをログに自動配置すればGPS情報がなくても時間と写真は連携するので、やるなら時間情報も消さないといけないと思います。
もっと言えば登った山がわかるだけで、登山道を歩いているなら、その登山道を丁寧に辿れば見つかる可能性は大きいわけで。
盗掘が目的であるなら、けっこうな執念で探し出すと思われるので、本当に守ろうとするのであれば、レコ自体上げないというのが正解だと思うのです。
GPS情報消して時間も消す、どこを登ったかもわからないなんて、そりゃあレコになりませんなぁ。
しかし情報を少しでも少なくすれば、延命は可能なのかな、とは思います。
延命…に、どれだけ意味があるのかわかりませんが。
私も違和感を感じていますが、花の知識も守る気概もないので多くを語りません。
ただ、SMさんは男だと思います。
その態度を私は賞賛します。
DSAさんおはようございます。
ワタクシもそんな気概は持ち合わせていません。
滅ぶということは、この世に適応出来ない種なんだと思うようにしています。
ただ、だからといって滅ぶ方向に加担することはもちろんありませんし、今後はこれから自分の中で熟考し、お花レコを上げるか上げないかを決めたいと思っています。
要するに、やるなら中途半端なことをせず、徹底的にやればいいんじゃない？ということでしょうか。それでも守り切れない生はあるんでしょう。
YAMAPやヤマレコの記録がさもお花盗掘の元凶だ、みたいな記事への違和感があって、その違和感が今に至る、ということでしょうか。
皆ではないとは思うけど・・・
ただの受け売り厨がネットで良い恰好したいがために拡散してるように見えて気持ち悪い！というのがひねくれ者の私の正直な感想です。
守ろう？
簡単に言う事ではないよ。
わたしには何も出来ません、絶滅を助長しないようにすることしか（・ω・ ）
┣¨さんおはようございます。
それそれ、そのひねくれ者ってのがまずこの日記の発端かもです(´_`;)
色々と書きたいことを端折ったので、誤解もあるだろうなと思いつつ上げました。
ネットで見つけた山行記録で、うわーこのお花見てみたい！と思うじゃないですか。
そうすると、『新潟県某所』としか書かれていない。
いくらなんでも、これは見つからんわ！とイライラするわけですよ。
続けて、でもブログ主は場所知ってるから見れるんだよね？と。
オレは見れるけど教えないよ〜(´ω｀)
と暗に言われているようで釈然としません。
だったら上げるなよ！みたいな。
まぁ苦労して見つけるのもそれはそれでおもしろいもんではありますけど、あまりに見つけられないのもなぁ…
場所を知らない人は永遠に知らない、知っている人は毎年見れる。
それで良い世界なら、何かガッカリ感が大きいですね。
しかし悲しいかな今のところ、それが守っていく上で最も有効なことも事実でしょうね。
善意を信じて上げているレコには、善意で応える人ばかりなら良いんですけどもね。
SM100Cさん、こんにちは。
M-ckさんの意見が私にはしっくり来ますね。
突如わいたような自然保護的な意見はなんなんでしょ…SNS的雰囲気にのまれているだけなら続かないし、意味はないと思います。
人に出来るのは本当に盗掘や踏みあらしなどを助長させない程度のことだと思います。個人がどんだけやったってメガソーラー建設や温暖化などをどうこうは出来ませんから。絶えてしまう時は絶えると思います。絶えない為にも行動が行きすぎたら、それは保護なのか？って状態になる気がします。
花探しは自分でが楽しいです。ヤマレコは勉強せずに答えだけ知りたい人が多いですね＾＾
minislopeさまこんにちは。
希少植物はかなり以前から、その場所を秘匿することが浸透していたような気がしますよね。
どの程度の希少性で秘匿するのか基準はよくわかりませんが、例えば、へえ〜新潟県にも咲くんだ、探してみよう！となった時、手っ取り早いのが咲く山域のわかるSNS関係、ということになると思います。個人ブログよりは情報がより多く開示されている場合が多い傾向にあると思いますので。
で、ある程度咲く山域さえわかればコツコツと通って見つけることはそう難しくはないし、なんちゃってお花好きのワタクシでさえ、過去にそういう経験もしました。
しかしまぁ、見つからないお花はまったくもってダメでしたね(´ω｀;)
仰る通り、まだまだ勉強不足なんでしょう。
登山系SNSがなかった時代には盗掘が少なく、今はそれが原因で増えている、とでも言わんばかりの記事はどうなのよ？と思います。確かに多少はそれも原因としてありそうですが、盗掘は昔からあって、現在のように盗掘は絶対ダメ！という雰囲気があまりない過去の方がむしろ多かったのではないのかとさえ思います。
いずれにしても、多くはいないであろう盗掘者のために、多くのお花好きがしなくて良い情報秘匿をせねばならないこの状況は、とても残念なことです。
なんか言いたいことを言い切れていない気がするけど、相変わらずそれがなんなのかよくわかりません…
こんばんは SMはん
盗らない人は人は 盗らない。
もうこんな性善説が絶滅危惧種の日本ですから、SNSに出てたら
しめしめ・・・と、のこのこやってくるんでしょうね。
あ、何を言いたかったかと言うと、SMはんらしいすがすがしい文章だな。
すっきりした
以上!!!
kibakoさまおはようございます。
こちらはいまだにスッキリしていないのです。
この流れに対して沸き上がる違和感。
しかも手法的にそうするしかないとほぼ同意しているにもかかわらず。
ぼやーっと浮かんでくるのは、希少植物をある程度効果のある形で保存するということと、こういったSNSの存在との矛盾であります。
つまり希少な生物を保存するには情報隠蔽が一番効果がありそう、ということ。
そうまでしないと守っていけない人間の浅ましさこそ絶滅に値すると思いますが、大したこと出来ないのにこうして偉そうに書くワタクシも絶滅に値しますわ。
SM100Cさん、こんばんわ。希少な花は秘匿する、というのは高尾山で初めて知りました。知る人だけが知る、仲間内だけで愉しむ。どちらかというと低地では見れない高山植物があちこちで大量、みたいなのが好きだった自分としては、見てはいけないような不思議な世界でした。
一方で、決まった時期に訪れる勝手知った山でも、去年見れた花が今年は見れないことが多々あり。時期が合わないのか、自然と絶えたのか、動物の食害か、はたまた盗られたのか。不自然にむき出しになった裸地を見たりすると、秘匿しないと盗られるというのも分かる気がする。
アクセス（都市圏からの距離、車道からの近さ、登山道から普通に見つけられるか否か）や花自体の商品価値、そこで咲いている株数、保護のされ方等によって「守る」条件は変わるかとは思うけど、考え方や感じ方が人それぞれなのもこの問題を難しくしているのかもしれませんね。
yamaonseさんこんにちは。
咲く場所の秘匿はかなり以前から知っていましたが、ワタクシ敢えて秘匿していないレコもあります。しているレコもあれば、していないレコもあって、自分の考えをまとめ切れていないことがよくわかります。
秘匿していないのは、単純にレコを見て見に来てくれる人がいればいいな、と思うからで、お花好きならそれはとても嬉しい事だと思うんですよね。
多くの人に見てもらい、守っていこうと思う人を増やす方が、盗掘する人を減らすよりも簡単なんじゃないかと。
それで盗掘されたら取り返しがつかない、責任取れるのか、と言われれば取れるわけはありませんが、秘匿を繰り返すと責任回避が目的でするようになりそうで、それはとても自分にガマンがならないというところでしょうか。
今は絶滅する前に目に焼き付けておきたいという想いでお花を探していますが、腐生種のラン系等持ち帰っても育てられないものや、あまりに希少なものは隠した方が良さそうだなぁとは思っています。
思ってはいますが、何かおもしろくない、モヤモヤ感がありまくりです。
以前角田山で雪割草の株が入ったスーパー袋をぶら下げて歩いているおばちゃんを見たことがあります。
要するにそういうことです、泥棒だけじゃなく、ただ単に『家で鑑賞したい』と思う人もまた、種の存続を怪しくしています。盗る量の差こそあれ、そういう欲が結果として絶滅に加担しているんですね。
ワタクシもちろん絶滅に加担はしません。
絶滅すればそれは悲しい事ではありますが、嘆き悲しむほどではありません。
世の中、お花に限らず生き物の絶滅は加速しています。
お花がかわいいから絶滅から守ろうとか希少種だから守ろうとか、そんなのは人のエゴです。
人間に好かれない動物も日々絶滅に向かっていますが、誰も守ろうとは言いだしませんよね。
そんな不遇な生き物を思えば、この偏った保護の流れはあまり歓迎する気になれません。
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