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連日の誤射話です。
ボクが誤射をしてしまう大きな原因の一つはセーフティーロックを解除して持ち歩いているからです。
写真でお分かり頂けると思いますが上の白い部分が安全装置(セーフティーロック)です。この白いロックを外しその下から出てくるトリガー(敢えてそう呼ばせて頂きます)を押す。簡単です。
ではなぜボクはロックを外して持ち歩くのか。
答えは簡単、短時間で迎撃態勢に入れるからです。
以前、猟犬に疑似アタックをかけられ、その際ボクとしては素早く左手でホルダーのベルクロを跳ね上げ、同時に右手人差し指はスプレー上部リングの穴に入れ完ぺきな反応だと思ったその刹那、なんと彼はボクのすぐ前にあるブナの幼木へすでにオシッコをかけているではありませんか(「彼」と認識した瞬間)。
熊が犬より早いとは思えません。しかしどういう状況で遭遇するかも解りません。因みにその時ボクが犬を認識したのは30mくらいの距離があってでした。迎撃態勢に入る僅かな時間の差が人生の分岐点となるのだと聞いて、誰が笑えるでしょう。
しかし普段の持ち歩きはかなり神経を使っているつもりです。
バイク移動の時はショルダーベルトなどに着けておく事がありますが、基本登山口まではザックの中です。
ただ、ボクは殆ど単独なのでドンドン歩きます。
4〜5時間の山行なら一度もザックを降ろさない、なんて事もよくあります。
そんな調子ですからザックを降ろす時は結構疲れていて、ロックの事などすっかり失念し「よっこらしょ!」などと言って足を放り出した先にロックのかかってないスプレーの付けてあるザックがあり豪快に噴射・・・というのが3年前。
外からテントの中にあるシグボトル1Lを取ろうとして手が滑り、下にあったロックのかかってないスプレーに見事ストライクで小気味よく噴射。これが去年。
ゲキ疲れで尾根に出て「考える人」のようなかっこになり、ここ最近ショルダーからヒップベルトに移したロックをかけていないスプレーにエルボーを食らわせる様な形になりとめどなく噴射。これが一昨日です。
誤射を防止するにはやはりロックは必要です。
ですから、ロックのかかったスプレーをいかに早くホルダーから取り出し迎撃態勢をとるか。この練習を積まねばならないと思いました。
今日新しい相棒を購入しました。
山の神にはまだ発覚していません。
山ではクマに、里では山の神に恐怖するボクです。
これはメーカーに改善を要求すべきではありませんか、
最近は百円ライターでさえ簡単には着火できないようになっているので、この熊避けスプレーも安全装置をはずしてもちょっとプッシュしたぐらいではスプレーしないような工夫が必要かと思います。
メーカーへ要求して解決しましょう!
問題は山の神対策の方です。私も常日頃脅威を感じており安心して夜も眠れません。(山の神は爆睡しておりますが。)
そうでなくても「あんた!山とパソコンだけやね!」と小噴火はしょっちゅう発生しているので、そろそろ大噴火が起こりそうです。
おはようございますyuconさん。
噴射ボタンの件、なるほどごもっとも。
上手くお伝えできなかったのですが、どのケースもそれなりの「力」がかかって噴射となってしまいました。
シグの1Lボトルもほぼ満タン状態でしたし。
ただ、一度試し押しをしてみようかと思っています。
意識しての噴射を経験しておくのも大切かと思いますので。
山の神の件、こちらはお互い切実なものがありそうですね。日頃より動向を注視し観察を怠らず、適切な対応をとろうではありませんか。
緊張感をもって・・・。
私のマグナムもよく暴発します。
実は、セーフティーロックがないのです。
今のところ 弾薬が不足していますので
さらに、慎重に扱いたいものです。
恐ろしきかなマグナムの暴発・・・。
この場合弾薬の装填でコントロールするほかなさそうに思います。
ぜひぜひkimidoriさん、慎重に・・・。
ありがとおうございました。
こんにちは
トリガーの位置に改善の余地があるかと思いました。メーカーさんに意見が届けばよいのですが。
完全にに実銃の引き金式にすれば誤作動が減りそうです。もしくは本体を銃火器形にするのはいかがでしょう。キャリコピストルの形など、タンク容量を確保できるかと。
治安上問題になりそうなので、色は黄色や赤色に統一すればよいのでは無いでしょうか。
ロックして持ち歩くべきです。
ヒグマを相手にやり合うつもりなら話しは別ですが、相手はツキノワグマでしょ。そんなに簡単に襲ってきません。親子連れや追われてパニクっているクマならともかく、30m離れていればまず襲ってきませんよ。前に見かけて20~30m離れた所で手を叩いて「人いますよ」って教えてあげたらあっちが逃げていきました。一番危ないのは出会い頭で、これは熊鈴等で避けることです。出会い頭に相手が危険を感じて咄嗟に襲ってくれば、何をどうしたところでクマスプレーでは間に合いません。相手も怯んで、あるいは最初の一撃をかわしてにらみ合いになれば、準備可能なので絶大な効果があります。巣ごもり(冬眠)穴に近づくことも危険。
野生動物は要するに「喰うこと」と「ヤルこと」「我が身の安全」しか考えてないと言って良いです。ツキノワグマの食物の中に肉は入っていません。腐肉を食べることがあるくらい。ヒグマと違い人をエサとは思っていません。なので喰うために襲ったりしません。ツキノワグマに喰われた人より、ツキノワグマを喰った人の方が遙かに多いのは間違いない。人に脅威を感じているのは、ほぼ間違いないです(里近くで人慣れしているクマは別)。なので、出会って脅威を感じ、身の安全をはかろうとするのは相手も一緒。逃げて済むと思えば逃げます。山中でツキノワグマを見掛け、その後笛や鈴を鳴らし続けたという話しを見ますが、クマは恐れて逃げて行ったんです。そんなことをしなくとも、二度と近付いてきません。心情は解りますが、過剰な反応は滑稽とも言えます。
意図して人にかければ立派な傷害罪になる道具です。そんないつ吹き出すかわからない危険な状態で持ち歩く人の方が、クマよりよっぽど危険と思います。ロックして持ち歩くべきです。ツキノワグマも住める程の大自然を楽しみに登りながら、その自然の一部であるクマに過剰な反応するのは変だと思います。確かに相手は殺傷する能力を持っていますが、それを人に向けるのは我が身を守るためにです。不幸な出合いにならなければ、鹿や花に出会うのと同じです。
「山でクマに会う方法」米田一彦著 ヤマケイ文庫のご一読をお勧めします。そんな反応をするより、相手をよく知ることがまず第一かと。
おお!
jinzaemonさんのご提案は目からウロコです!
容器形状自体の変更ですか!いや〜発想の転換だなぁ。
しかもキャリコ!
・・・でもやっぱ日本ではあの形状・・・難しそうですね。
a tomさんのご意見、いちいちごもっとも。
ボクも実は2度、クマ公に遭った事が・・・いや、あれは見た事がでしょうね、あります。夜中と夕方です。
長野の戸隠と、志賀の横手山(多分)でした。
特に戸隠など夜中に車のパンク修理中の出来事。こちらに気づくや否やスグに出てきた繁みへと消えました。勿論こちらもすぐその場から消えました。
横手は沢を挟んで向こう側でした。こちらには気づかないようでしたが解りません(こっちが夢中で逃げたので)。
戸隠はともかく、志賀はその距離50m、いやいや100mくらいあったでしょうか。どちらももう20年以上前です。そうでなくとも出来の悪いノーミソですから記憶は半分しか組みあがっていないジグソーパズルのようなものですが。
「山でクマに会う方法」は楽しい本ですよね。
我が家にもあります。
米田さんもクマ避けスプレーは必携のようですね。まぁ、当然でしょうが。
そーそー、巣穴で思い出しました。
山で驚かされる事の一つに近づくと木のウロとか根元辺りからモーレツな勢いで飛び立つ、あれは雉かなぁ・・・よく驚かされます。
この間などボクの腕にぶつかってきました。
とにかくおっしゃる通り危険なものですからやはりロックは掛けて持ち歩くべし、ですね。
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