調べてみると確かに「英彦山」では6月に「ヒコサンヒメシャラ」が咲くとあり、今年のヤマレコも2件ほど見ることができた。私は平成22年11月23日と23年4月13日と2回登っている。1回目は天気が悪く展望がよくなかったため、翌年改めて行程を縮めて登っている。二百名山として登っており、いずれも6月ではなく、「ヒメシャラ」の木は北岳、中岳間ということで見てはいるが花は見ていない。この頃は二百名山と九州百名山制覇のため、北海道、九州によく(九州は年2回は)遠征していた。
その後「ヒメシャラ」が登場するのは、平成27年5月9日に「マメザクラ」を見るために、天城山近くで、筏場駐車場から「皮子平」を往復したのであるが、「ブナとヒメシャラ」の原生林で有名。「ヒメシャラ」は木肌のきれいな所が特徴で、花についてはノーマークでした。
その後は平成3年6月5日に「愛知県森林公園の植物園」で花を見ることになります。この時のレコを見ると、木が高く育って花が遠くて見えないので、落ちた花の写真を載せています。この頃は月2回の定期訪問でした。
さて自宅近くの「ヒメシャラ」ですが、どうやら1日花のようで、直径15cm(10cmの間違い)位の花を咲かせるのにあっという間に落ちてしまうとのこと。
9月5,6,7日の3日間観察して見ました。「ニッコウキスゲ」でも言われているように1日花といっても2日もつのもあるようです。5日は、午後で3輪ほど半開きのような状態だったのだ、6日はその内1輪だけほぼ開いている状態、7日はその1輪は落ち、次の2輪が半開きと、順次咲いていく。1m位の背丈の木で、10か所弱の花芽(1か所に5個位の花芽)の固まりです。小さい花芽の何処に花びらを隠しているのやら。1日で大きく花びらを開きます。「ヒメシャラ」は庭木としてよく植えられているというが、意外と目につかないのに、よく気が付いて楽しみとなりました。
写真を毎日数枚撮って来たが、複数枚を纏める方法がわからないので3枚だけ挙げておきます。
画像1:6日のよく開いた1輪。
画像2:花芽と終わったもの。
画像3:5日に撮影。1本の木の全体。左端で咲いているのが翌日の画像1の1輪。
追加・修正 9月8日9時
ネットで調べると、違う花ではないかとの色々の情報が出てきます。
「ナツツバキ」は、1日花で、花の大きさが合う。
「ヒメシャラ」も「ナツツバキ」も9月の開花では遅い。
「ナツツバキ」は上向きだが、「ヒメシャラ」は下向きに咲く。
結論から言うと、話の内容は「ヒメシャラ」ですが、
写真の花は「ナツツバキ」に近いようです。
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