なんだかかなりメランコリックなタイトルであるが。
昨日急にきまった仕事で、17,18日と大阪に出張に来ている。
今ホテルでこの文章を打っているのだが。
今日(17日)、お客様との打ち合わせで橿原に行った。
奈良に仕事で来たのは初めてである。
そんなこんなで、天王寺と橿原の間を近鉄で往復したのである。
打ち合わせが終わって、ほっとして電車に乗っていたところ、
車窓にふいに大きなそれでも形がまろやかな山があらわれた。
瞬間はっとした。
二上山である。
こんなに大きく見えるのは意外だった。
電車の中でひととき思いにふけった。
山上に大津皇子の墓があったこと、姉の大来皇女の交流、万葉集の歌
のことなどである。
謀反の本当の真相は今はまったく事実はわからないが、1400年の時をへて、
そのことを今の私が感慨にふけっていることがなんだか、歴史の流れを感じられたようで、うれしかった。
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