![]() |
著者の伊藤翁は、三俣山荘、水晶小屋、湯俣山荘、雲ノ平山荘を建設し、伊藤新道を独力で完成させたんだそうです。雲ノ平を世に広めた方みたいですね。
昭和20年から30年の北アルプスを舞台にした民俗、風俗が紹介されています。カワウソ!を普通に見ていた当時の様子から、今の北アルプスが今からでは想像できないような自然の宝庫だったんだなあって思います。筆者の活動が、雲ノ平周辺ですので、雲ノ平が多く記されています。
目次をみれば、
I 山賊たちとの出会い
II 山賊との奇妙な生活
III 埋蔵金に憑かれた男たち
IV 山のバケモノたち
V 山の遭難事件と登山者
VI 山小屋生活あれこれ
VII その後の山賊たち
(A5版 221ページ)
山小屋生活…小屋を建てる意気込みが伝わる。
釣り…言わずとしれたイワナの宝庫♪
動物…カワウソにクマ。
遭難…愛知大学の薬師岳遭難ですから時代を感じます。
山の怪奇現象…未読(笑)
ちょっと重いですが、テント泊などのときに、持っていって、山の上で読んだり、高速バスなどの公共交通機関を使っての移動時にザックに忍ばせたい本です(^^)
語り部!なかなか山小屋の方とは話す機会はないですが、今も、山の上で小屋の方とお話をしたいなあと思う、そんな一冊です。
edusさん
2度目のこんばんは
私も最近は山の本ばかり読んでいます。
春を背負ってに続き先日は
孤高の人を読み終わりました。
色々と考えさせられる事ばかりです。
kazu97さん、二度目のこんばんは♪
梅雨に入って、名古屋は晴れ!でも山は雨でいくとこもなく、山も小休止ですね。
ついこの間まで、山のDVDを見ていましたが、山の本を読み出し、また、Amazonで発注(*^^*)山の本で、考えさせられるのは、八甲田山死の彷徨でした。
レビューは乞う次回(笑)
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する