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当時、カーボンニュートラル達成のための大きな壁は電力業界と運送(自動車)業界だったと記憶している。
電力業界は再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力発電)へ大きく舵を切っているが、まだまだ火力を廃止するには全く足りていない。
Xなどでメガソーラーがポストされるのをたまに目にするが、それでもまだまだ全く足りてない。設備容量的には足りているのかもしれないが、日本全国ずっと晴れなことなんてないので、やはり再生可能エネルギーが生み出す電力は不足しているのだろう。さらに夜間などは太陽光がなくなる。この場合、電力市場はオープンしているので貴重な夜間の電気の価格は跳ね上がるだろう。何十倍、何百倍にもなるかもしれない。そうしたら時計を見ながら電気を使うことになるだろう。
などと不安を煽るような事を書いたが、カーボンニュートラルは温室効果ガスを削減できれば問題ないので、今はない削減技術が進歩すれば、今と何ら変わらない生活をしているのかもしれない。しかし、現実は昼の電気を溜め込む大型電池やソーラーの高効率化など課題山積である以上、25年先がまだ現役世代なのであれば、何かしら痛みを伴うだろうと思う。
25年先を想像すれば、熱エネルギーを得る媒体が火ではなくなる。
電気自動車しか走っておらず、ガソリンスタンドは消滅し、ファンヒーターもなくなるのだろうか。
雪国の寒さ舐めんなと言いたい(つД`)ノ
さて、一方の運送業界はどうだろう。大型トラックの電動化はまだ技術的に確立していない。(見たことないし)飛行機もだ。電車は元々電気であったから問題ないが、我々一般人にも電気自動車を余儀なくされるだろう。深夜電力の超高騰により街灯は消え、真っ暗な街並みになるのかもしれない。こんな事を誰が望んだのだろうか。そのうち、増税メガネにより呼吸税とか制定されるかもしれないが、冬に家族に寒い思いをしてほしくないので、コッソリ薪ストーブでも買おうかと思っている今日この頃。大変長々と書きましたが、私が言いたいのは、大きな生活の変革を余儀なくされるカーボンニュートラルは、25年というあまりに近未来に訪れるという事です。
皆さんは25年後をどう悲観・楽観してますか?
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