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・山の天気が視界良好、弱風、荒れない予想
・体調が良い
・朝の除雪不要(または少ない)
この「朝の除雪不要」、かなり重要です。
後回しにすると却って大変になるのが雪寄せ。ゴミや仕事や宿題と同様、なるべく早めに片付けるに限ります。多少体調が悪くても、間口の雪は最低限寄せます。
家の横の雪壁は現在1mちょっとで、積雪が地層のようになっています。
下層はガチガチのアイス。気温や日照によりますが、上層は新雪からこしまり雪。中間層はしまり雪だったりザラメだったり。
全身の力で振り下ろしても、アイスにスコップは刺さらない。
ザラメは重いわスコップ面からザラザラと逃げていくわで厄介。
「ブルの置き土産」や日陰になる箇所の落雪は、放置しようものならそのまま冷え固まってしまいます。
面倒でも新雪のうちに寄せるのが一番楽なんです。
一昨日はまさに「雪山日和」と思われるお天気でしたが、我が家周辺は新雪約20cmで「除雪日和」になりました。
下屋からの落雪で半分以上埋まった灯油タンクも掘り出しました。つい2日前もその前にも掘ったというのに。そして落雪は硬い。
間口と灯油タンクで150分。正直、山より疲れました。
昨日は、1階の屋根と地上の積雪(+落雪)が繋がりかけた箇所を掘りました。
まず雪壁にスコップでステップを切って上がる。スコップをアックス代わりに突きながら、下屋から流れた雪の急傾斜を登って、高さ約3mの軒先へ。
雪山ラッセルばりに掘っては進み、掘っては進む。
こしまり雪の層の下はこしもざらめ雪に近い状態でした。別名「泳ぐ雪」。
ここは山じゃないけれど、滑落したらマズいよなぁ。足下注意、軒にもぶつからないよう要注意。
こしもざらめ雪は表層雪崩の滑り面にもなる弱層です。裏道や最寄りの山は今度新雪が載ったら雪崩注意だな、と思いました。
ほんとの雪山には行けなかった代わりに、GHT§5の放送で癒されました。
山がお天気なら朝から山に行ける人がうらやましいです!
※雪質と雪崩に興味のある方はこちらが参考になります↓↓
国立登山研究所『登山の技術と知識を身に付けよう 第10章 積雪と雪崩』
https://www.jpnsport.go.jp/tozanken/Portals/0/images/contents/syusai/2018/text/text3-10.pdf
※この日記のロングver.はこちら↓↓
除雪日和 -『盆の縁 ~The Eastern Edge of a Basin~』
https://forestinkitatohoku.blog.fc2.com/blog-entry-60.html
雪国に住んでいながら、雪の楽しみをなかなか享受できないところがもどかしいです。。
その分、夜は「グレートヒマラヤトレイル」を観て楽しみました(^-^)アンナプルナの神々しいまでの絶景に目を奪われっ放し!
おかげさまで見逃さずに済みました!ありがとうございました( ´ ▽ ` )
除雪後でもラッセルトレーニングに行く気力と体力があるのがスゴいです!
私はムリです(^^;
歩いて行ける山はちょっと難儀そうな雪質でしたしね…
しかし今日も雪で、明日は除雪決定です。
山にだけ雪が降ればいいのに(-_- )
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