只、年齢のこともあり、体力に見あったルートを選ばねばなりません。気持ち的には、西穂高岳本峰に立ちたいところですが、安全に下山することを前提に往復の距離・時間を勘案すると厳しいと思える。それで、独標迄の往復としました。
今回は、旅行支援を利用することを前提に計画を立てた結果、高山を起点に日帰り登山としました。具体的には、高山に2泊連泊の予定で高山から早朝7時発のバスで新穂高ロープウェイへ向かい、始発便の9時発のロープウェイを利用して登山口である穂高口へ。穂高口では高度順応の為、休憩がてら20分ほど時間を潰します。又、穂高口に設置の温度計を見て、本日の衣服を決め、更に、アイゼンを装着します。
登山道に入ると、多くの人が歩いたお陰か、雪の上に綺麗なトレースが西穂山荘迄続きます。登ったり降ったりを繰り返すと中盤を過ぎた辺りから30分ほど急登が続く。苦しいものの、山荘の小屋が見えるとほっとします。ここは通年営業の小屋で、安全登山をする上では頼もしい存在です。
続いて独標を目指しますが、雲の少ない晴天で、気温は高く暑いぐらいです。おまけに無風に近い状態で、最高の登山日和と言えます。只、登山条件は悪くないものの、昨年と比べると疲労感が強い。1年経過し年を取ったのかと実感する。次は、小屋泊りで計画しなければならないかと一抹の不安が過る。(小屋泊りだとピラミッドピーク・チャンピオンピークまでも視野に入るが。)それでも、疲れはしたものの無事独標の基部に到着。ここからがこのルートの本番です。例によって、ピッケルを取り出し、鎖も活用して登る。鎖のお陰で思いの外簡単だが、それでも意外と楽しみながら頂上に立つことが出来た。その後、近くの人に記念写真を撮って貰った。一息ついた後、同じルートで下山することに。昨年と同じく、最終便の4時15分に先立つ3時15分発便で下山できた。
翌日、食事券・入浴券を活用しにバス券利用で再び平湯へ。幾つか露天風呂を巡りながら温泉に浸かって疲労を解し、昼食後再びバスで高山へ向かう。(バスは2日間乗り放題。)
今回、費用節減の為、大阪から高山への移動には18きっぷを利用。高山から新穂高ロープウェイを経て穂高口への移動に全国旅行支援を利用。又、高山での宿泊にも旅行支援を利用。
追伸。
実は、10日程前にも訪れたのだが、同行者の体調不良につき、途中で下山することに。それで、出直した次第。旅行支援を利用出来なければ、出直し登山は無かったかと思う。
旅行支援の内容は、
1.ぎふ旅コイン:合計6千円
宿泊:高山宿泊2泊×2千円=4千円
交通:高山〜新穂高ロープウェイ2千円
2.高山から穂高口迄の移動にセット割引と旅行支援
バス:往復4千円
ロープウェイ:3300円
昼食券:1千円分
入浴券:600円相当
合計8900円⇒セット割引後6400円⇒旅行支援割引後5120円
セットされた個別の商品は二日間有効。
旅行支援額:1280円
3.宿泊費:5200円ー414円ー旅行支援1040円=3744円
旅行支援額:1040円×2泊=2080円
旅行支援額2・3合計3360円
旅行支援の割引3360円+ぎふ旅コイン6千円+宿泊クーポン414円=9774円
支払った金額:宿泊7488円+移動(5120円+4820円)=17428円
旅行支援制度を利用できたので、今回の旅行の費用負担は実質的に1万円と言ったところでしょうか。
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