今年は4日の土曜に行くつもりだったが、
氷華と福寿草にひかれて金剛山に行ってしまった。
次の週末は籠松明もあるし、人が多いのはわかっていたし、
なにより昨秋来の気管支喘息がぶり返してしまった。
ということで、
’94年5月に横浜から大阪に転勤で奈良に引っ越し、
翌春から22年続けたお水取り拝観も、ついに途絶えてしまった。
まあ、752年から1,266年も途絶えることなく続いている仏事なのだから、
22年程度では問題にならないかな。
また来年気が向いたら気楽に出かければいいのだし。
思えば、最初の拝観は、阪神淡路大震災の直後だったし、
22年の間には、世の中にも個人的にもいろいろなことがあった。
山に嵌まっただけではない。
拝観が中断したのはちょっと残念だけど、
お水取りが終わると大和路に春が来るのは今年も同じで、この数日の暖かさ。
何も変わらないのがとても心地いい。
変わったこともある。
22年前のお松明は真っ暗な中で見たのだけれど、
今はスマホやデジカメの液晶が綺羅星のように輝く中での拝観。
yosもその一人なので文句は言えないけど、
もう一度真っ暗な中のお松明を見てみたいと思う。
は2014年、20年目のお松明
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