登山元年

今年2月に登山靴を購入し、本格的に登山を始めるようになりました。（本格的といっても、それほどの技術が必要でない山の日帰り登山限定ですが）
言ってみれば私にとって今年は『登山元年』なのです。
去年までは山には多少は興味がありましたが、普通のスニーカーで登山口から山頂までの標高差が300m程度の山に何度か登ったことがある程度でした。

そんな私が今年登山靴を履いて登った山は以下の通りです。
5/20 乗鞍岳（畳平から）
5/26 蝶ヶ岳
6/14 北八ヶ岳（茶臼山、縞枯山、北横岳）
7/14 西穂高岳独標（新穂高ロープウェイ利用）
7/20 仙丈ケ岳
8/20 蝶ヶ岳、蝶槍
9/23 針ノ木岳、蓮華岳
10/8 御嶽山（御岳ロープウェイ利用）

この中で最も印象に残っている登山は9月の針ノ木岳と蓮華岳です。
その理由はというと、まず天気が良くて紅葉も見れて景色が最高だったこと、今年行った登山の中では一番長い距離を歩き、帰りは膝を痛めて大変でしたがそれでもストックを使わずになんとか扇沢まで戻って来れた時の達成感があったこと、また、今まで経験したことのなかったほぼ垂直の岩場の鎖場や、ちょっと誤ったら大怪我や死に至るような気を抜けない場所も多く、恐怖を感じながらも大きな経験を得たからです。

それ以外の登山もどれもとても印象深く、今まで以上に山に魅力を感じるようになった一方、5月の蝶ヶ岳の時の雪の斜面でのあわや滑落事故という出来事も経験し、それ以外の山でももし誤って滑落してしまったら…と思うとゾッとするような場所も見てきて、山の怖さを認識させられた1年でもありました。


写真は、1枚目は今年買った山関連の書籍、2枚目は針ノ木岳、3枚目は蓮華岳です。