今年の5月の残雪期に北アルプスの燕岳に登る予定で、そのために12本爪アイゼンやピッケルの購入も考えていたのですが、残雪期に燕岳へ登ることを断念し、12本爪アイゼンやピッケルの購入もしないことにしました。
その最大の理由は安全面です。
私はまだ本格的に登山を始めたばかりの昨年5月に残雪期の蝶ヶ岳(北アルプス)へ登る際、雪渓をトラバースする45度くらいの傾斜がある斜面で10mほど滑落し、目の前に現れた木の枝に咄嗟に掴まって間一髪で大惨事を逃れた経験があります。
その後も登山を続行し無事に下山しましたが、稜線の上で槍、穂高の絶景を目にしている時も滑落時の恐怖と下山時の不安により、あまり山を楽しめませんでした。
それでもまた残雪期の山々を稜線の上から眺めたいという思いもあり、中学時代に学校登山で登った燕岳に残雪期に登ってみたくて今年の5月に燕岳へ登ろうと考えていました。
しかし、ただでさえ単独登山で身内を心配させているので危険な登山はできるだけ避けたいですし、そもそも私は登山でスリルや難易度は求めていなくて、気楽に楽しく登れる登山がしたいだけなので、燕岳には雪の無い夏〜秋に登ろうと考えています。
ただ、梅雨入り前の5月は晴天の日も多いので、雪の無い山や多少の雪があっても比較的安全に登れる山へ行きたいと思います。
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