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そんな私は他のヤマレコユーザーの方と比べて登山技術が未熟で臆病だと思います。
私は元々クライミングに興味があって山登りを始めた訳ではなく、山の上から美しい景色を観たいがために山登りを始めました。
決して高所恐怖症という訳ではありませんが、安全ではない高い所は苦手です。
今まで登った山は何れも比較的初心者でも登れる山ばかりですが、怖いと感じた場所は沢山あります。
また、実質的に初の個人での本格的な登山として一昨年の5月に単独で登った北アルプスの蝶ヶ岳では、傾斜45度前後の雪渓をトラバースする場所で約十数メートル滑り落ち、たまたま手の届く範囲にあった木の枝を咄嗟に掴み九死に一生を得て、それ以来より一層山に対する怖さを感じるようになりました。
その時は10本爪のアイゼンを装着していましたが、ストックは使っていませんでした。(ピッケルは元々持っていません)
それ以外で私が特に怖いと感じた山は北アルプスの針ノ木岳です。(無雪期)
登りに関してはそこまで怖さを感じませんでしたが、下山の際は「もしここで足を滑らせたら…」と思うとゾッとするような場所の連続で、針ノ木峠からしばらくは気の抜けない場所が続きました。
しかし同じ日に針ノ木岳に登った方の山行記録を見たら「危険箇所無し」と書いてあり、そう感じたのは経験の差なのか、それともその方は扇沢〜針ノ木峠間は登りしか通ってないからなのかと思いました。
針ノ木岳だけではなく、私個人的に登りでは特に怖いとも思わずに登れた場所が、下りでは「もし滑ったらどうしよう」という恐怖を感じた場所がいくつかあります。
そんな未熟で臆病な私なので登る山の安全性をしっかりと見極めた上で山を選びたいと思います。
[写真1]蝶ヶ岳の滑落しそうになった沢とは別の沢
[写真2]蝶ヶ岳ヒュッテと槍ヶ岳
[写真3]針ノ木岳
こんにちは。
私もレポートの「危険箇所無し」の記述はどうなんだろう?と思うことが有ります。何を「危険」とするかの境界が、人によって違うので、危険箇所無しの記述はあまり参考にならないと思っています。
例えば足場の悪い岩場でも鎖などがしっかり設置されていれば単に危険箇所無しと書く人もいれば、「足場の良くない鎖場があり注意」と書く人も居ます。
複数のレポートを見たり、レポートを書いている人の他のレポートやプロフィールも見ないと駄目ですね。
ta_ht81sさん、コメントどうもありがとうございます。
そうですね。私のような技術もなく怖がりな者にとっては初心者向けと言われる山でも危険だと感じる箇所があります。
私はあのような怖い経験をしていますので、それ以降はより慎重になりました。
今後も初めて行く山の事は事前によく調べ、無理はせずに自分のレベルに合った山へ登ろうと思います。
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