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全国でも割とガチな雪国（東北日本海側）で暮らしてきたと思う。私たちにとって冬はだいたい次のように推移する。
1、11月半ば〜12月半ばに最初の中型寒波がある。1〜数回。
2、12月後半から大型寒波（いわゆる窓雪三日のドカ雪）が連発する。1月末まで。
3、2月になると除雪によってできた雪壁が目線の高さを超えて、クルマの運転が難しくなる
4、2月半ば、寒波の厳しさは徐々に落ち着いていく。→雪山登山の開始。
5、3月半ば、西側の出羽山地が晴れ渡り、真っ白な山々が姿を現す
→日も長くなり、ロングコースの雪山登山が可能になる
だいたいこんな感じ。
毎年どのくらい雪が積もるかは、3の除雪によってできた雪壁の高さとか屋根から落ちた雪の高さで比較できる。何十年も同じことを経験しているので、「今年は大雪だなや」「今年は雪少ねナ」と感じる基準ができている。
そこで覚えている限りの平地での積雪量を5段階評価してみた（→図� 法�
2005年は大雪だったけど、次の年の方が大雪だと感じたので、4.4と4.8。
震災の年（2011）もかなりの大雪だったが、2022年の方が遅くまで雪が残っていた。
3.11のとき私はある駐車場でクルマがガッコガッコ揺れるのを目にしたが、そこは雪が融けて地面が露出していた。2022年の同じ日、そこにはまだ雪が残っていた。だから4.5と4.6とした。
2017年は1月末に高齢者住宅の除雪を頼まれた（→図�◆法�1月末に屋根の上に80〜100cmは積もっていた。それを元に3.5。
次の2018年も3月後半まで田んぼに雪が残っていた。1月末のドカ雪の恐怖もあって3.8。図��は3/18のもので、写っているのは左が栂峰山塊、右の白いのが飯豊連峰。
このくらい雪が積もると「一人前の冬だナ」「ここは雪国だナ」と感じる。（その2に続く）
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