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次は暖冬少雪の記憶。
2016年は日記で振り返ると、最初の大型寒波が1月25日だった。だから今年と似ている。2月初めの段階で白鳥がヒァヒァ鳴きながら北へ帰っている。3月7日に田んぼから雪が消えた。
今年と同じ感じなのだろうということで、1.7と1.5とした。
2019年、2020年は平地にほとんど雪が積もらなかった。こうなると「なんだ！？」と強く感じるし、そのまま冬が終わると雪国人としてのアイデンティティが揺らいでくる。大型寒波がないという点で1未満であり、0.8と0.3とした。
2021年と2023年は似たような積雪量だった。大型寒波が数回あったけど、2月末〜3月初めでもう冬が終わって以降は全く雪が積もらなかった。「もう少し降ってもよかったかな〜」ということで、2.7、2.5と評価した。
今年は1月25日前後にドカ雪が一回あったきり。その後2月半ばに春を1か月以上先取りしたような高温があって、ますます山の雪が減った。
その後は最高気温5℃前後の曇りがちの天気が数週間続いて、山の雪も少しずつ積もり返したと思う。しかし平地の雪は昼間には消えてしまう。
●まとめ
だいたいこの5段階評価で「3」は行ってもらわないと、一人前の冬とは言えない。3未満だと暖冬少雪という評価になる。ドカ雪が一回でもあれば1以上、なければ1未満。ドカ雪数回で2以上。
2019年以降、「3」を超えたのは2022年の一回きりであり、自分が豪雪地帯で暮らしているという意識はもう小さくなった。
こうも連続して雪が少ない年が続くと、これがもう常態なのだろうという気がしてくる。
気温が高いからこうなっている。雪の日が少ないというより、気温が高くて2月に大雨の日などがある。温暖化の影響と言える。
これは平地の話であって山、、、特に2000m級の山となると若干話しは変わってくる（気温が低いので）。
2020年は平地に雪が積もらない恐怖の年だったが、山の雪はそれほど少なくはなかったと言われる。
これは4月後半に一時的な低温状態が続いたことが原因かもしれない。
2020年は4月後半に最高気温10℃未満の悪天候が続いて、満開を迎えた桜がそのまま数週間咲きっぱなしだった。この低温のとき山には雪が降り続けたようで、その様子を写真に撮っている。
図�△�2020年4月25日のもので、最奥の山は大朝日岳（1871m）である。
中ツル尾根が真っ白になっていて、一時的に雪が降ったらしい。通常、菜の花の時期には中ツル尾根は地面が露出して、残雪のゼブラ模様化が進行中である。
同じ日の蔵王連峰の写真（図��）を見ても、思ったより雪が残っている。
2020年は平地にはほとんど雪は降らなかったけど、「山の雪は遅くまで残っていた」と言える。
こうなると新緑期のゼブラ模様などもそれだけ遅い時期まで楽しむことができる。
今年は平地の雪は1.5と評価したけど、もしかしたら山の雪が遅くまで残るようなことがあるかもしれない。GWに寒波襲来で猛吹雪とか。
それまで最終的な判断は下さないことにする。
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