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日記
豪雨避難警告/指示と読図
先の豪雨では我家でも警告指示が頻繁に出ました。メール点検はしましたが自己責任で平常通りの生活を続けました。おくがましい事ですが内心は「あの家とあの場所あの低い地域の人は非難すべきだが」と思うことがありました。と言うのは約50年前に家を購入する時五万分の一の図(できる限り古いもの)を手に入れ等高線形状・古道・町並み・ため池・湿地などを読み、現場で地盤の確かさを調べて安全と思える土地を購入しましたので、危なそうな土地に年々新築されるのを見て「いざと言う時どうされるのだろう」と思っていたからです。歴史的に昔は川の氾濫、鉄砲水などは普通のことで、洪水により肥沃な土が田畑に良いとも言われていたぐらいなので、水がつく地域は自明であり排水ポンプがあるので安心していたなどは疑問。さらには増水、鉄砲水、がけ崩れ、落石(雪崩なども)も地形・地質・樹種の関係を知らないのは疑問で、知識を得るには読図が役立つと思う。災害は事前に「自分(家)が置かれている状況」を十分に認識して「自分で自分を守る判断能力を持つこと」が大切であり、社会の仕組みにべったりと依存するのはいかがと思う。これが登山においては、社会への依存を断ってさらなる自己責任の判断能力を試す場とも言えて、そのところが登山の魅力ではないだろうか。
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