ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > takedsuさんのHP > 日記
2022年05月03日 21:41未分類全体に公開

老齢半病人の登山5「GPS」

目がかすみ歩きづらくなったので、山登りが続けるには良いのではと白内障と網膜の手術をした。
結果は、人工レンズでは焦点の調整能力が失われ視点距離の遠近変化の対応が素早くできないため広範囲の観察ができにくい、さらに左右の視力のバランスの悪さが加わって足元の遠近感が不安定で素早く下山ができなくなった。良い点は遠方がスッキリ見えることだが、登山にはあまりプラスにならず足元不如意のマイナスが大きい結果となったようだ。
そこで従来より地図を見ながら歩く事は困難になってしまい、数週間前にも近郊登山で林道を下って行くルートで分岐の木にあた道標(高い位置に)を見逃して(老人ボケの方向音痴にもなっているためもあり)全く方向違いの現在地が判らないほどのミスをおかしてしまった。その時、同行者がGPSを取り出し現在地を特定してくれたので、藪を漕ぎ尾根を越えてショートカットで目的地に戻ったがGPSは近郊登山には良いものと認識。
 先週に残雪の夏道ルートの遠征に彼とともに出かけた。視界は20mと悪く、ところどころ夏道は残雪が覆い、木々が倒れルートが判りにくい。そこでGPSを持つ彼らにルートを下見して貰うと「えらく手間がかかり、しかも通過が難しいとの報告」、ではと進んで見ると何も問題なく行けそうな残雪道がありそうで、何を探していたのか?GPSとは?と不思議に思った。
(同行者曰く:GPSは大きく動かないと間違いが判らない)私は方向と地形や植生と道を付ける人のくせを感じながら探すので地図磁石が全てで不明瞭な道もスムーズだが、やはり大きく逸れる遭難防止はGPSが有効と理解。


 
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:52人

コメント

この日記はコメントを受け付けていません。