今回の行程の8割は道路歩きである。そこで、爽やかな5月に歩こうと計画したが、生憎なことに気温が30度を越えるとの予報で、暑さでバテない様に考えながら歩いた。
道路は山の中にあり、木が道路脇まで生えており、車の往来は少ない。そこで木陰のある側を選んで歩けば日にあたらずにバテナイのではと。ということで、この木陰の次は道路の反対側のあの木陰で、その次は・・・。木陰選びにに集中していると道路歩きの辛さを忘れ、距離を稼ぎ、いつの間にか次の休憩時間が来る。
暑い日の道路歩きには休憩が必要で、休憩には場所選びが大事となる。
年寄になると5分の休憩時にも座りたくなる。しかし、平らな地面に座るのは論外である。平らな所は座るのも大変、立ち上がるのも大変なので、それなら立って休憩した方がよい。
休憩には上部が平らで高さが30cmほどの石か直径30cmほどの水平に置かれた倒木が最適だ。休憩時間が近ずくとこれ等を探しながら歩くことになる。登山道には休憩に丁度良い腰掛けられる石や倒木が多いが、道路には腰掛けられる物が少ない。人家のある所だと石の階段も候補だが、さりげなく椅子やベンチが置かれていると嬉しい。
今回も適当な休憩場所が少なく、休憩場所を求めて道路わきの小さな沢に5mほど入ったり、倒木を探しに緩い斜面を登ったりして座れる物を探した。そんな中、新しい休憩場所を発見した。それは道路脇のU字講である。縁が座りやすく水の無いU字講を見つけ、U字講の中に足を入れ縁に腰掛ければよい。私がU字講で休んでいる時、たまたまトレランの人が通りかかり、何か怪訝な顔をしながら走り過ぎていった。この休憩場所の欠点は見栄えが悪く、車に近く危険なことだ。車が少ない道路の最後の選択肢として覚えておこう。
木陰を探したり、休憩場所を探したりしながら歩いているうちにバテルことなく宇治から石山寺駅まで歩き終えていた。これで笠置山から岩間寺までの京都府南部の東海自然歩道が終わり、大阪が一歩近ずいた。
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