甲斐大和駅から湯の沢峠を経て、南大菩薩連嶺の黒岳へ

2019年03月31日 18:26雑記全体に公開

甲斐大和駅から湯の沢峠を経て、南大菩薩連嶺の黒岳へ

２年前に非常に業務多忙な部署に配属になり、特に１２月からは仕事の繁忙期でした。
この間、高尾山に近い石老山など、近所の山には登ったものの、すっかり山歩きから遠ざかってしまいました。これもあと１年の辛抱…かな。
皆様のレコにお邪魔すること、サボっていて申し訳ありません。私もまた、精力的に山歩きしたいです。

明日はいよいよ、「平成」に替わる新元号の発表ですね。平成も残り１ヶ月。元号が替わる前に、もう一回は山に入りたいと思っています。

さて、リハビリに出かけたのは、山梨県の黒岳。御坂山地にも同名の山がありますが、こちらは大菩薩嶺から続く小金沢連嶺の更に南に位置し、今では年配者にしか分からなくなってしまった５００円札に描かれた、富士山の撮影地である雁ヶ腹摺山にほど近い山です。

運動不足の体に喝を入れるため距離を稼ごうと、ＪＲ中央線・甲斐大和駅から、舗装路をひたすら湯の沢峠に向けて歩きました。約３時間の舗装路歩きです。
途中、甲斐・武田氏宗家滅亡の地として有名な田野を通過します。最後の当主・武田勝頼の墓がある景徳院は桜の名所としても有名ですので立ち寄ってみました。
残念。蕾は膨らみ切っているのですが、開花していません。来週の週末からが見頃でしょうか。

やまと天目山温泉を過ぎると、焼山沢真木林道（西）に入ります。この林道は湯の沢峠まで続いているのですが、途中の集落跡地を過ぎると車止めのゲートが閉まっていました。４月中旬まで冬季閉鎖中のようです。
林道と分かれてようやく登山道に入ると、歩き始めは倒木等で道が荒れています。稜線直下では雪が道を覆っていました。表面の雪は固く締まり、下部は「溶けては凍り」を繰り返すからか、厚い氷の板になっていて、とても滑ります。うっかりアイゼンを忘れてしまい、冷や汗をかきました。 coldsweats02

キックステップが効きません。

稜線の道は、日当たりの良い南斜面は乾いています。黒岳山頂からは、ハマイバ丸あたりまで、のんびり歩きを楽しもうと、再び戻った湯の沢峠を越えて南下したのですが、道は「泥んこ祭り」状態。泥田に足を入れたような箇所もあり、閉口し、途中で引き返しました。

晴れていれば、富士山の勇姿を楽しむことできる楽しいコースなのですが。

帰路も湯の沢峠からの林道歩き。リハビリにはちょっと距離が長かったかな。路面が硬いとは言え、早くも往路で足の裏にマメができるなんて、ハイカーにあるまじき情けなさですね。

写真１は、景徳院の境内の様子。写真２は、林道から分岐する湯の沢峠登山道の入口付近。写真３は、黒岳の様子。
以下、付近の情報です。

●景徳院（山梨県甲州市）
　http://www.mapbinder.com/Map/Japan/Yamanashi/Kosyu/Keitokuin/Keitokuin.html

●日川渓谷竜門峡ハイキングコース（富士の国やまなし）
　https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4786.html

●砥草庵（蕎麦切り発祥の地の蕎麦屋さん）
　https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190104/19001638/

●やまと天目山温泉（甲州市観光協会）
　https://www.koshu-kankou.jp/map/higaeri/yamatotenmokusanonsen.html

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