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2025年10月05日 22:32未分類全体に公開

南アルプスサーキット 時計回りか反時計回りか

https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/showmap.php?plid=5112685
地図は国土地理院のものにヤマレコさんが赤い線や青、緑といったマークをつけたもので、フツーに考えると著作物にあたるので、リンクだけはっておきます。

南アルプスは静岡から車で登山口(椹島)まで3〜4時間はかかる(これでも3年前よりよくなった。畑薙から椹島間のフォレストさんのシャトルのとおる道がリニア工事のため二軒小屋あたりまでばっちり整備されぼこぼこでなくなったから)ので、できれば1回で聖光赤悪と4座やりたいと思う人が多いだろうが、そうするとどうしても5日行程となり(常識的には)、そうするとまずまず1日はかなりの悪天候となり、こわいおもいをする。だから2回にわけて(聖光、赤悪)というのがまあまあ安心かと。聖光については最近は易老渡に車をおいてくるっと回る派が多いようだが、フォレストの椹島あるいは茶臼への登山口を使うとか、鳥倉、北沢峠、甲斐駒に抜けるといった大行程をする(この9月に光岳で「これから(最終的に)甲斐駒にいきます」というさわやかな大学生集団を本当にみたりした)とかも可能である。

さて表題の南アルプスサーキットは赤悪をどう通るかで、この2山のみなら椹島INOUTが普通だろうからそのことを前提に具体的な回り方についてかんがえてみる。

自分はあまり考えないで、自分の1日の走行能力とできるだけ短時間に終えたい(天気がくずれるから)という気持ちとから、らくルートでD1椹島→荒川小屋(CT10時間20分) D2 荒川小屋→悪沢→椹島(9時間)、とし椹島には前泊後泊するという時計回りでの1泊2日行程を考えた。この時計回りはフォレストの複数の職員からその向きが推奨である、逆をいくと赤石で道が悪いから、ということを聞いている。ただ1泊2日だとキツいなら、D1 椹島→赤石小屋 (CT5時間半)D2 赤石小屋→赤石→悪沢→千枚(9時間半) D3千枚→椹島(4時間半)で、これは自家用車で畑薙にきてD1は朝のフォレストのシャトルで、D3もフォレストの朝または昼のシャトルでという形だとすっきりいく(自分みたいにバスだと合わない)。

もっともヤマレコヤマップをみると圧倒的に(フォレスト職員によると8割以上は)反時計回りのD1 椹島→千枚 (CT7時間)D2 千枚→悪→赤→赤石小屋(9時間17分)D3 赤石小屋→椹島(3時間)が多い。

2泊3日行程は時計回り・反時計回りのいずれもD2が9時間超と結構しんどい。またどのルートも山頂で日の出は小屋から時間がかかるので望みにくい(あえていえば最後の反時計回りのD2で千枚岳にいくと眺望があるか)。

以上はCT比1からせいぜい0.8くらいの人が余裕をみて歩いた場合の可能な選択肢だが、トレラン族とかの速い人なら別の可能性がみえてくる。

自分が荒川小屋で一緒だった岡田准一の脊を高くしたみたいなお兄さんは「朝1のシャトルで椹島について(朝8時40分)荒川小屋に14時台についた」、CTは11時間26分なのでおおよそCTの0.5くらいでつっぱしってきたことになる(翌日は朝4時前に椹島10時半のシャトルにのるべく赤石岳経由、CT8時間を消化したらしい→0.8だが当日は結構雨があり赤石の滑りやすい下りは相当キツいはず)。このお兄さんはトレランではなく登山靴で歩いたり走ったりなんだそうだ。似たような例で鳥倉からはいって悪沢経由で朝から夕方までに二軒小屋にというのも過去にあった(Ct17時間)。

普通人がCt比0.5を切るトレラン族に近づくには早出遅着しかないわけだが、早出に関しては時計回りはともかく反時計回りだと最初にわりとがたがたした道が続き(途中から、あるいは稜線だと、あきれるくらいスムースなトレラン向けの道がつづくが)、これを朝の2時とか3時とかは自分は嫌だなと思う。遅着については、フォレスト系列は15時につかないといびる(*)ようなことはしないよう、社で一貫しているみたいだが、ただごはんがでなくなる可能性はある。というわけでやはり17時には無理なくついておかないと自分のためにもならない。
宿泊時の届出書きに次どこに行くかについて申請させるが、それがあまりに無謀だと思い返すよう説得をうけるみたい(自分は椹→荒川としたら健脚ですねで済んだ)。ただ各小屋同士で集計情報をやりとりして(宿泊予定で到着しない人をあぶりだす)とかいうことはしていないように思われた。

(*)個人経営のところで日本で2桁行かないくらいの数の山小屋でのプラクティス(たぶん昔風の早出早着を維持し、これもたぶん山小屋都合優先)のようだが、印象的なので「山小屋には15時にはつかないといけない」が一人歩きしているのだろうか。
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