今日は関東近郊は雪予報とあって、みなさん、雪景色を堪能しにおでかけだったのではないかしら。
そんなわたしは先週の山行で、ヤツらの気配に身体が敏感に反応してしまい今日の山行はお休みです。
朝からいそいそと、ふりそぼるみぞれの中、でかけた先は山ではなく、かかりつけの診療所。
そう。
花粉ですよ。
ヤツら、いよいよアップ始めたようです。
先週、すばらしい天候のなか丹三郎尾根をかけ上がり金毘羅尾根をスキップで疾走中、わたしの顔は満面の笑みだったはず。
だがしかし、その笑みは鼻水でぐちゃぐちゃ……
ほとんど人に会わなかったからよかったようなものの、これが人気のメジャーコースだったら変人か変態か。
万年低山縦走のわたし、かけ抜ける道は実際にはほとんどが植林帯なわけで。
植林といえば、杉なわけで。
本来、天敵のヤツらの合間を歩くわけですから、丸腰で敵陣に乗り込むような無茶をしているわけです。
しかし、去年が山歩きを始めてからのヤツらとの初戦でしたが、結果、大勝利でした。
多少の鼻水は出るものの、不快なほどではありません。
数年前から処方されている薬が劇的に効いていまして、山でもその効果は絶大でした。
花粉症歴、早30数年。
数々の処方薬、市販薬をジプシーしましたが、ようやく運命のお薬に出会えたのです。
ほんとに、これまでの苦労がなんだったのか!
もう、かれこれこの薬を使うようになり8シーズンほどになりますが、安心感が段違いです。
そんなわけで、今シーズンもお薬、いただきに行ってまいりました。
思い起こせば、初めて就職した会社での最初の現場は秋川渓谷でした。
あのときは東京にこんな場所があるんだー♪なんてわくわくしながら車窓からの景色を堪能していましたが、山道を進むにつれ、空気が黄色くかすんでゆくのに気付きます。
上司に「なんだかずいぶん不思議な霧ですね?」と無邪気に声をかけ、返ってきた言葉に魂が抜けるかと思ったものです。
「あれは、杉花粉だよ」
社会人になって最初の現場が地獄の沙汰だったのは、すべてを語らなくとも同じ花粉症の方なら、お分かりいただけますね?
あれから20数年。
まさか自分が好き好んで奥多摩の山へ出かけるようになるとは思いもしなかったけど、この薬と出会ってなかったら、この季節はやむなく山をお休みしたことでしょう。
ちなみに、処方薬だし、薬は人により合わないこともあるでしょうからここでは薬名を出すのはやめておきます。
でも、どうしても気になる方はこっそり聞いてください。
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