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いろいろなことを思いながら黙々と山道を行く。
半世紀以上生きてきたのだから、思い出はいくらでも
あるはずなのに、そのほとんどがおぼろ気だ。
山の光、山の音、山の空気。
その中に核を見つけ、漠然としていた記憶のいくつかが
半透明の結晶になる。
もう、この手に触れることもない過ぎ去ったものたち。
眼下に広がる霧の中に、過去を追うのはまだはやい。
まだ見ぬ鹿に告げる惜別。
関連の山行記録:
比叡山(修学院〜比叡山空中ケーブル高祖谷駅跡〜大比叡〜無動寺坂〜坂本)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2449376.html
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