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白馬尻で鉄樏(カナカンジキ)という鉄製4本爪の金具を靴底に縛り付けてもらい、石突に鉄の矢じりが付けられた金剛杖も買って雪渓へ降り立ちました。
大雪渓を滑ることなくサクサクと上り下りでき、感激した記憶があります。

次は中学生になって3月の丹沢蛭ケ岳から犬越路までのルート上で、急斜面や痩せ尾根についた雪氷で四苦八苦している横を、アイゼンを履いた登山者が難なく通過するのを見て必要性を痛感しました。
早速小遣いをはたいて8本爪のアイゼンを買い、勇んで丹沢へ向かいましたが既に雪解けが進み、出番の無いアイゼンの重さだけが記憶に残りました。

私の場合、丹沢でアイゼンが活躍したのは溶けた雪の凍り付く厳冬期や早春の降雪直後など数回だけでした。

【写真1:画文集「霧の山稜」挿絵】 【写真2、3:丹沢蛭ケ岳】
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