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亡くなる日の朝には、看護師に感謝の言葉をかけたそうです。
年が明けてから、母も可愛がっていた雌猫が18歳で後を追いました。
どちらも老衰で、ロウソクの火が燃え尽きるように自然な最期でした。
「会うは別れの始めなり」という諺があります。
夫婦でペットロスに陥っていますが、それほど重症でないのは、彼女(猫)がお気に入りのベッドで気持ちよさそうに撫でられながら天寿を全うしたからでしょう。😽
私達の年齢になると別れの場数もそれなりに踏んでいます。
私は、両親の教育方針なのか中学時代の祖母を初めとして、身内の葬儀では何かしら役割を振られてきました。
「死者を見送るということは、ただ悲しむだけでなく様々な手配や決定を短期間に行わなければならない」ということが、幸か不幸か若くして身につき、義父が交通事故で亡くなったときには裏方として貢献することが出来ました。💪
母の葬儀は、私の中学生の孫にとって初めての身内(曾祖母)の不幸であり、なるべく初めから終わりまで体験させてやることにしました。
「百聞は一見に如かず」で何か感じ取ってくれたのなら幸いです。
人生は出会いと別れの繰り返しですが、私の場合は当然かもしれませんが、年齢とともに疎遠を含めて別れの方が多くなってきます。
昔は頭で理解していた「一期一会」が、いつの頃からか実感として迫ってくるようになりました。
今は、新しい出会いを求めるよりも、交流を維持する方が努力を要すると感じています。

(猫の写真は2歳時と5歳時)
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