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まだ二つ折りではなく、黒い本体からロッドアンテナを引き出すタイプでした。
常念から槍ヶ岳の縦走に持って行き、稜線上で接続状態を試したりしましたが、電源を切らずにいたので槍肩に着いた時には電池切れでした。
当時の感想としては、「携帯電話は確かに便利で、山でも有効利用できる道具だが、日常の生活から紐づけされる鬱陶しさもある」でした。
その後四半世紀余り、携帯電話からスマホへ何世代か使い続けて来ましたが、当初の感想は今も続いています。
休暇をとってキャンプ道具を車に積み、高速を半日も走れば、「もう仕事は追いかけて来ないぞ」

湿原の木道を歩いている時に携帯が鳴り、うっかり出てしまったためにその場で仕事モードに引き込まれ、携帯を投げ捨てたくなったこともあります。
私には、1日の間で仕事と遊びのモードを何度も切り替えるような、リゾートからのテレワークは絶対に無理でしょう。

学生時代に仲間と北海道キャンプ旅行に出かけ、時々家に無事を知らせるために、赤電話に10円玉を積み、投入した10円の落下と競争で、家族に現在地と無事を伝え、仲間の自宅へも中継を頼み切るという、ダイヤル電話時代を懐かしく思い出します。📞
【写真1】1970年北海道美笛峠 【写真2】1996年槍
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