「宇宙が始まる前には何があったのか?」
ローレンス・クラウス
「ブラックホールで死んでみる」 上/下
ニール・ドグラース・タイソン
「量子革命」
マンジット・クマール
理論的なことについては、よく解らないことが半分、読んでいる時には解った気になるが、後になると解っていないと判ることが半分。
それでも、なんとなく知的レベルが上がった気にはなるからうれしい。
3冊目の「量子革命」に登場するリチャード・ファインマンについて、岩波や筑摩から書名に「ファインマンさん」が付いた文庫が何冊か出ていて、そこで語られるエピソードを面白く読んだのはもう10年以上前だと思う。
その流れで1年ぐらい前に購入した「ファインマンさんの流儀」はちょっと勝手が違ったのか、半分ほど読んだところで投げだしたままになっていた。
今回気を取り直して、もう一度始めから読み直してみると、これが非常に面白かった。
ファインマンの、「人々は何かを学ぶのが大好きで、それまで決して理解したことのなかった何かを、ほんの少しだけ理解させてもらうことで、心の底から楽しむのです。」(「ファインマンさんの流儀」310ページ)という、ちょっと上から目線のコメントに納得。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する