市議会傍聴

　６月のある日、仕事をしながら市議会のネット中継を聞いていたら、「何それ？」というようなことを質問した議員がいた。　後から議事録を調べると、昨年の11月の議会でも取り上げられているのが判った。　新聞にも載ったらしいのだが、その新聞はとっていないし、経緯がよく判らなかったので、知り合いの議員に問い合わせのメールをした。　すると、「その件は９月の議会で質問する」との返信があったので、それを聞きに行った次第。　別にネット中継でもよかったのだが、折角の機会なので傍聴をした。
　傍聴席に座ると、前の順番の議員が質問をしていた。　彼は最初に勤めた会社で同僚だった人。　歳はずっと上だが、中途で入って来たので後輩にあたる。　こんなに弁が立つんだと、いたく感心した。　議場を見渡すと、義兄が議席についているのが見えた。　普段は没交渉なので、随分久し振りに姿を見た。
　お目当ての質疑は、質問に対してまともに答えない、はぐらかす、市長に聞いているのに部長が答える、といった、どこぞの国会と同じような展開で、フラストレーションが溜まるものだった。　ただ、問題と思っている点はまだ決定したわけでないらしいので、今後の展開をウォッチする必要がありそうだ。　たいして政治に期待があるわけではないが、身の回りの問題ぐらいには関心を持ちたい。　今後、その知り合いの議員がブログやメールで状況を知らせてくれるようなので、気にかけていこうと思う。　なかなか有意義な社会見学だった。