昨日封切された「ロケットマン」を今日観た。
十代後半から二十代前半の1970年代、エルトン・ジョンをリアルタイムで聴いてきた。
が、70年代後半になって彼の活動が下降線を描き、自分も徐々にJAZZやR&Bにばかりを聴くようになって、徐々に縁遠くなった。
それでも、折に触れてレコード(CDでは無い)をかけて初期の曲を聴いたり、ラジオや雑誌などで動静を気にかけたりはしていた。
70年代後半から肉体と精神のトラブルがあり、80年代後半は精神的にも不安定な状態が多く、過食症やアルコールの過剰摂取がエスカレートしていたという程度の知識はあったが、映画ではその当時の彼の苦しみが伝わってきて、思わず目頭が熱くなるシーンがいくつかあった。(歳と共に涙腺が緩くなっている)
しかし、最後はリハビリを経て復活した姿が紹介されて救われる。
そのあたりは、お騒がせを含めた現在の姿を知っていれば、結末もあらかじめ判っていることだけれど。
映画自体は彼の曲を使ったミュージカルで、知っている曲ばかりが登場して楽しめた。 つらいことばかりでなく、ユーモラスな場面もあり、観終わると晴れやかな気分になれる映画だと思う。
Queenはそれほど聴かなかったので「ボヘミアン・ラプソディ」は観ていないけれど、どちらもデクスター・フレッチャーの手になるものなので、両方を観比べるのも面白いのかもしれない。
次はカルチャー・クラブのボーイ・ジョージだそうだ。
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