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一目見て、目立たないが、あまり大きくない花をよく見るとかわいいと思うような花が山野草には多い. この花もそんな花である。愛好家はそんな花を好み、山を歩き回るのである。花の画像をヤマレコに書く時に詳細は自生場所は書かないのが愛好家の常識である、愛好家が其処に集中するのを避けるためである。でも今回はそれを書いても良いのである。現在其処に自生しないのはほぼ確実である。
高尾周辺のヒナノウスツボには、オオヒナノウスツボ、ヒナノウスツボ、サツキヒナノウスツボの3種類が自生する。
サツキヒナノウスツボの花期は5月で、他の2種類は夏である。サツキヒナのウスツボは日影林道の伐採地下で大量に発生したことが有る。
オオヒナノウスツボは、大平林道の先の高尾林道の林道補修用の砂土の盛土の端に発生して驚いた。でも今は見れないだろう。
一丁平の草原の中に一株見たのはヒナノウスツボだと思うがオオヒナノウスツボとの区別がつかず、未だ自信がない。
又、上記日影林道サツキヒナノウスツボの近くにヒナノウスツボと思えるものが一本だけ有った。
それが夏ではなく5月位に咲いたのである。未だにどう言うことか分からない、サツキヒナノウスツボでないことは明確である。
その一株は、伐採地に金網が張られたのの中で他の野草に囲まれて、死滅したと思われる。
撮った画像のPick Up は、下のURLにUploadしています。
https://1drv.ms/f/s!AlJkakRD-SLZj41pEe3J5mV5NWN9GQ?e=C30Nhs
サツキヒナノウスツボのウェキペディアの紹介記事のURLは下です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%84%E3%82%AD%E3%83%92%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%84%E3%83%9C
それぞれの自生地は上記わかるが、上記以外に逆さ沢林道で、サツキヒナノウスツボがバラバラの場所で数株見れた。
2019年10月の台風19号で日影沢、小下沢では河川の崩壊とか土砂の氾濫とかで地形がかなり変わった。
その土砂の上に最初に芽を出したのがサツキヒナノウスツボであった。上記の日影林道の伐採地下で林道に貯まった両端の土砂にサツキヒナノウスツボが10本以上芽を出し開花した。それらの株を愛好家は木の枝を立てて、株を囲いテープを貼って保護した。
さらに驚いたことには、伐採地からかなり離れたキャンプ場の前の橋の手前の小さな土手の中に2〜3株見れた。種子が水で流され其処に止まったであろう。
さらに伐採地の中を歩くとそこの小さな沢みたいな場所でもかなりの株を見た。そのすぐ下が日影林道の両端に大量の株があるのである。
日影林道の発生源は此処だと思った。
又逆さ沢林道は完全に崩落し通行できなくなった。合流点付近の小下沢林道も崩落した。その地点の少し上流の崩落土が作る小さな台地とその付近でも20株近く発生した。しかし逆さ沢林道の崩落のない付近では全然見れなかった。びっくりしてこれを見つけたのは自分が最初だと思われた、バチバチシャッターを押した。
その後は1年位は、現地には行かなかった。その後はぱったりと姿を消した。2023年の昨年、日影林道で出会った女性と話していたら、伐採地下の沢に咲いていると言う。
慌てて来た道を後返って沢を探して数株見つけたのは嬉しかった。しかし今年の2024年は沢で見つけること出来なかった。又今年、小下沢林道の先の発生地でも姿は見れなかった。
何か氾濫したような他の植物が見れない土砂の上には他の植物よりいち早く発生するが他の植物が発生するとすぐ姿を消すようである。
今一つ執念深く山野草追いかける情熱が不足しているようである。つたない上の文を最後まで読んでいただいた方は、多分、山野草の愛好家でありましょう。
よつづか
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