油断せず 進む雪道 怪我はなし 慎重に 足跡たどれど 消えてなし
(尾根が広くルートが分からず、足跡をたよりに歩くのであるが、その足跡をいつかなくなり、地図と勘で何とかルートを見つけるしかない)
春山のこわさ踏み抜け思い知る 踏み抜けで前や後ろに投げ出され
バテ気味のはずだよ彼は 重みしょい この景色スイッチ入っても 電池切れ
(いつもならこの素晴らしい雪の尾根道ならば元気が出るはずの友であるが、今日はエネルギー切れのようで元気がない)
往きかえり四方見なけりゃもったいない 頂上にやっとのことでたどりつき
苦しみも楽しみに変える余裕かな もったいないもうサヨナラかこの景色
イワウチワ バイカオウレン 花畑 (コスモの3,4合目辺りは、イワウチワとバイカオウレンのお花畑がそこここにある)
ストックの ベストはこれだ 輪無あり(スキーストックの片方は、輪っぱあり、もう片方のストックは輪っぱはなし。なしのストックは雪道では深く入ってしまい支えにはなりませんが、トラバースで足を滑らせてしまったときなどは、落下を防いでくれる)
足すべり落下を防ぐストック握る イチニサン 区別を知った 今日の山
(バイカオウレンとイチリンソウは、花は良く似ている。しかし葉の形状に違いがある。ニリンソウ、サンリンソウは、花や葉はイチリンソウと同じです。サンリンソウは、一つの茎が3つに分かれて、先端に3つ花を咲かせている。2つに分かれて2つの花をさかせているのが、ニリンソウ。イチリンソウは別々に分かれて1つの花を咲かせている)
帰り際 やっと顔出す 富士の山(今日は富士は見えない、残念!と帰ろうとした矢先富士の白い沢筋がかすかに見える、その箇所をじっと睨んでいると富士の外形が見えてくるではないか、夢中でシャッターするもののはたして写っているかどうか?)
見えた富士 うれしさあまり バンザイす 冬山と違う怖さ呼ぶ 春の風
岩間から 見える御岳おつなもの 気を付けて アイゼンの爪の 引っかかり(アイゼンの爪の引っ掛かりは、前のめりになる可能性ありもっとも注意したいところ)
下と上 目印探し なくば勘 八日前 傘山で見た 白い峰
陣馬形 今日は小さく 鎮座する(下で見る陣馬形山は大きいが、ここから見る陣馬はどうしたあんなにと思う位小さく見える)
ゆとりもて 楽しみ怖さ 山で知る(最近山登りで一番大切なことは、ゆとりを持つということだということを知った。ゆとりを持てば、疲れない。ゆとりを持てば回りの景色を楽しめる。ゆとりを持てば、びびらない。)
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