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長い登りの山道、疲れたので休憩をする。
その時に登りなら、「下(谷側)を見ながら休むと疲れが取れやすい」。
反対に長い下りの場合、「山側を向いて休むと疲れが取れやすい」。
本当だろうか?
試しにネットで調べてみても発見できない。休憩の方法はウンザリするほど書かれてある。中には読むに耐えないデタラメな内容もある。かなり探しても見当たらない。正確に言えば私の検索能力では発見できない。私にしてみれば常識に属することであるが、ネットに出ていないのは寂しい限りである。
でも、これ、本当のこと。
私はどっかで知ってから実践している。既に40年近くテストしているが正しいことだと私は思っている。疑問だと思う人は是非とも試していただきたい。
信じる者は救われる。そんなプチ登山知識である。
ただし、落石や雪崩の可能性が否定できない場所なら上を向いて休憩をしてほしい。
【追記】登りながら数十秒息を整える場合も下り側を向いて立つと足のストレッチになって疲れが取れやすい。下りながら数十秒立って疲れを取りたい場合も反対側を向いて立つのは足のストレッチにもなり疲労軽減に有効である。お試しあれ。
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前回の座学の『寒いのは我慢できるが、冷たいのは我慢できない』で書かせてもらったように、「休憩場所に着いたら防寒着を着て、出発時に防寒着を脱ぐ」というやり方を是非とも徹底してほしい。
多くの人は、休憩場所に来ると服を脱ぎ、出発間近になると寒くなるので防寒着を着て出発してしまう。私の提案と全く反対のことをしている人が多い。それじゃ汗をかくのは当たり前の話。悪趣味だが他人の行動を観察してほしい。反対の事をしている人が多いのに気付くはずだ。(これは復習です。)
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さて、休憩するときに、「1本立てますか」と言うことがある。タバコを吸う人がタバコを吸う1本のことではない。
その昔、強力(ごうりき)と呼ばれる人が重い荷物を歩荷(ボッカ)している時、荷物を下に降ろすと立ち上がれなくなるので立ったまま休憩をしていた。荷物の下に棒を1本入れて荷物を支えて体への負担を軽減した。それが「一本立てますか?」の1本である。ご存じの人はご存じの通り。
こういう粋な山の言葉を今の若い人にも使ってほしい。
「一本立てますか?」と。
(タバコの1本ではない。)
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写真は、本日の我が家の果樹たち。
やはり、香りがいいライムの花にミツバチが一番多く集まっていた。
(※写真にマーベリーと書いてありますが、マルベリー(桑の実)の間違いです。訂正しておきます。)
murrenさん、こんばんはー^^
>ほとんどの人は、休憩場所に来ると服を脱ぎ、出発間近になると寒くなるので防寒着を着て出発してしまう。私の提案と全く反対のことをしている人が多い。それじゃ汗をかくのは当たり前の話。悪趣味だが他人の行動を観察してほしい。反対の事をしている人が多いのに気付くはずだ。(これは復習です。)
この日記は 私も読ませてもらいました。
今は これを基本に 休憩を入れてます。
今日の日記も 明日に試してみますね〜^^ノ
hayakazeさん、こんばんは。
さっそく読んでいただきありがとうございます。
引用文の「ほとんどの人は」は、誤解があるので「多くの人は」に本文を訂正しておきました。
明日は私も久々にトレーニング山行です。お互い気持ち良い汗をかきましょう!
一本立てる。
知らなかったです
師匠達との山行(師匠は30代前半ですが)で、
休憩するときに一本立てよう。と言われて休憩していました。
彼らはみなタバコを吸うので、勝手に私はタバコだと解釈していました。
歩荷さんからきているんですね。
またひとつ勉強させていただきました
これからはタバコを吸わない私でも堂々と一本立てましょうって言えますね
mitukiさん、こんばんは。
そうなんですよ。タバコの1本と思っている人は多いですが全く違います。
是非とも堂々と使ってくださいね。
こんばんは。
私は山レコの日記を拝見して、時々「晴れの日しか山に登らないのでカッパはほとんど使わない」というコメントを見てびっくりしたりしています。
普通カッパはザックの一番上に置き、夏でも一本立てるときはザックを降ろしてすぐに着て、歩き出すときには脱ぐものと思ってました。
汗冷えなどすると無駄にエネルギーを消費してしまいますので。
そして、休憩する場所は周囲の安全を確認した上で、安全と思われる場所で、風を避けられる場所で(冬は特に)風を背に(風が強ければ当然フードをかぶって)選ぶものだと思っていました。
でも心理的には確かに一理あるような気がしますね!
bunacoさん、こんばんは。
その通りですね。カッパの下はともかく上は防寒着の代用になる訳で軽量化につながりますからね。
晴れしか登らないという人は安全重視ということで私は否定はしませんが、どんな山行でも、「雨具、ヘッドランプ、食料」はしつこくくどく叩きこまれました。ですから、仮に天気予報が完全な晴れでも雨具を持参しない場合は恐怖心が出てしまいます。これについては機会を設けて座学で扱いたいと思っています。
冬山での強風時の休憩についてはこれは今回の日記のテーマとは違いますが、アルバイトを強いられるような登り又は単調な下りなら冬山でも効果的だと私は思っていますよ。
そうですね、視線による心理的な作用でもあるのかな?
「登りで休憩する時に下を向いた時には、自分はここまで登ってきたんだな、残りは後僅か」逆の場合も同様に解釈の意で脳に暗示でも掛けるのかな?
昔の車で冬場に置き換えて言えば、歩いている時は「アクセルを踏んでいる状態」休憩する時に立ったままは「アイドリング状態」で、腰かけての小休止は「エンジン停止状態」では、あくまで私見ですが。
私の場合は、小休止の場合は立ったままですね。
一度座って、いざ出発と急に立つと「立ちくらみ」する方もいますね。
こんばんは
これだけの種類
murrenさんは勉強家で心の優しい方なのでしょうね
ライムの香り。僕も大好きです。
半分に切ってグラスにいれ、数日のあいだ香りを楽しんだりもします。
でもメキシコあたりからの輸入品です。
採れたてのライムは香りも味も格別でしょうね
今日はフレッシュな気分になる
でわでわ
murrenさん、こんにちは。heheです。
改めて、凄いお庭にびっくり
シークワサーの花、かわいいな。
果実の方なら、無花果の木にも関心大です
ところで、座学の方。登りの時は下を、下りの時は上を、と言うのは心理的な面で効果有でしょうね。
へタレな私だと、特に登りの時、振り返る事でこんなに上がってきたのだと自分でも感心
一本立てる、と言うのは初めて聞きました。
ちょっと内容は違いますが、小休止では座る事は殆どしないようにしています。
座ったら立ち上がるのが嫌になる、と言われた事があるので。
しんどかったら、木にもたれなさい、と。
さすがにそこまで疲労している事は、今のところないですが
一本立てる、レベルは違うけど意味合いは同じなような・・・?
違うか〜
cprrescueさん、おはようございます。
山に行っておりました。
小休止と言われる意味は水を飲んだり行動食を食べる場合の休憩とは違いますね?立ち止まって息を整えたりする場合のことを言われていると思いますが、立ったままだと、心理的な効果もあるでしょうが足のストレッチになる感じがします。昨日も意識して試しました。
エンジンの話は面白いですね。私はスロースターター後半バンバン型のエンジンです。最近はダメですが…
そうだ!追記ですが、いよいよ登頂開始されましたね。ご成功を祈っております。
pantetsuさん、おはようございます。
山に行っていたのでレスが遅れてすみません。
実はこの日記を書こうと思ったのは、ライムやレモンの花の写真を撮ったので皆さんに見せびらかせようと思って日記にしました。本当は全く別の内容の日記を書いたのですが、余りにもプライベート過ぎるので急きょ変更した内容を書いてしまいました。こんなことを書くと他の人に怒られそうですが、私としては日記の写真を見てもらいたかったので、pantetsuさんが(日記の内容にはふれないで)それに触れていただいたのは意を得たりです。コメントありがとうございます。
ライムジュースは本当に美味しいですよね。私は初めてエジプトに行った時に飲んで以来、ライムジュースは中東の味だと思っています。今から飲もっと
heheさん、おはようございます。
山に行っておりました。
>小休止では座る事は殆どしないようにしています。
>座ったら立ち上がるのが嫌になる、と言われた事があるので。
>しんどかったら、木にもたれなさい、と。
これって本当ですか?
cprrescueさんの言われる小休止の意味は登る途中に息を整えたりして休む意味だと思いますが、hehaさんの書き方だと(私たちは大休止小休止と呼んでいる)休憩そのものも座らないのでしょうか?
どこのどなたがそういうように言われたのか知りませんが、私には理解不能です。私の場合、行動時間的に休憩するのに適した座りやすい岩を見つけると絶対に座って休みます。立ったまま休むなんて疲労が蓄積してしまうんじゃないでしょうかね?冬山のボッカの休憩などだと特に深く座ります。登りながら息を整えたりして、休憩するには早い場合は立って休む場合もありますけどね。
実は、昨日も意識して試したのですが、立ったまま休憩すると心理的ばかりじゃなくて足のストレッチにもなります。往来が多い山道だと誤解を招く行動ですが、反対に向いて立ったまま休憩するのであれば、疲れを取る効果がより強くなると思います。是非、試してみてください。日記にも追記してみました。
果樹はすぐに食べられる木を意識して植えています。そういう意味ではイチジクはとてもいいですね。
murrenさん、はじめまして。こんにちは。
いつも【座学】シリーズを楽しみにしています。
休憩の際の姿勢ですが、登りでは、後どのくらいで稜線にでるんだろう?って
ちょくちょく上方を確認しますし、下りでは次の足場をチェックしながらで、
何気に首も疲れてるのかも、、、。
で、頭の重さを利用して首周辺のストレッチをしてるんじゃないかな、と。
まったく科学的な根拠はなくて、感覚的なものですが。
大休止、小休止の件は、超長距離を歩かれる方や、トレラン系の方は、
心拍数計を利用しながら、疲労の蓄積を極力回避するペース配分をされているようです。
つまり、大休止を必要としないペースで行動し続ける。
お庭、とっても素敵ですね。
私自身は花オンチですが、母がガーデニングに傾倒してまして、、、。
お写真を見せれば、お庭を見せて欲しいと言うこと間違いなしです。
ricalonさん、はじめましてこんにちは!
プロフィールのワンちゃんが可愛いですね。
トレランの人の脚力は驚異ですね。私も参考に参加させたもらいましたがレベルが違うという感じでした。脚力もさることながらペース配分も行動食も非常に参考になりますね。
私も休憩時間の取り過ぎが全体行動時間に影響することが最近よく分かりました。歩くこと自体の楽しみも発見してきた今日この頃ですが、ただやっぱり、登山は休憩時の楽しみは格別なので、臨機応変にやっていきたいと考えています。
庭はなるべく手間がかからないような庭作りという感じです。前の日記を見てもらったか分かりませんが、「我が家の庭のリゾート化」というテーマでハンモックを吊るしてワインを飲み、庭のフルーツを食べるのが
今後ともよろしくお願いいたします。
こんばんは、murrenさん。
コメントへの丁寧なレス、ありがとうございます。
新しい日記がアップされていましたが、こちらに再コメさせて頂きます。
小休止の時、座らない…云々ですが、
息を整える、水分補給する程度の小休止です。
ごはんの時とかはもちろんしっかり座って休憩しております、ご安心を。
今は、歩く事に少し慣れてきましたが、
元々私は山登りなど苦手な方でした。
そこで、疲れたと言って休憩する時、どっしり座ってしまったら、その重いお尻を上げて、また歩き出すのが嫌になるよ…、程度のアドバイスだと思います。
性格の問題もあるのかもしれませんが、ご飯もさっさと済ませて、またすぐ歩きだすタイプですね。せっかち。
山でごはんをゆっくり食べる方も多いですが、
私は、ゆっくり食べるともう歩くの嫌になりそうです
ところで、murrenさん、立ったまま休憩=ストレッチの件、試してみられたのですね。
実験も取り入れた山行、お疲れ様でした。
私も坂道や倒木に足を掛けてストレッチしてます
これは、効きますね。
heheさん、こんばんは。
それを聞いて安心しました。
山登り自体が有酸素運動にもなるし筋肉の運動にもなるし森林浴効果もあって、登山は本当に最高の趣味ですね。
それを心底そう思うようになるまで私も時間がかかりました。
氷を登り、岩を登り、沢を登ってカッコつけていましたが、登山の基本は「歩く」ことでしょうね。
小休止大休止ナルホド。
続けて座学勉強になりますね。
小休止の時の、逆向き?ストレッチ試してみます。
心理的身体的に疲労が取れればありがたいですね。
それと、休憩時の服装着脱での体温調整・・・気にしているのですが、汗かきな体質なのか歩行停止から5分位の休憩では、汗がひかないので「出して着て」「また脱ぐ」間に歩き始めになります。(この時期は特に)
周りを見ると、汗をかいてない方もいるのですが体質などの違いだけなのでしょうかね?
「郁子」は裏庭に植えてあり、実を食すのが楽しみです。「アケビ」より上品な甘さが好きです。(余談)
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