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以下、中和滴定という化学の応用の備忘録として書かせてもらいます。
ちなみに、市販の赤のワインビネガー(酸度7%)とバルサミコ酢(酸度6%)も測定してみました。
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【中和滴定の方法】
1.検体(ワインビネガー)を1mL正確にスポイトでとる。
2.10mLの蒸留水を加える。蒸留水の量は正確でなくてもよい。
3.フェノールフタレイン溶液を1滴加える。
4.0.1N水酸化ナトリウム溶液を正確に加えていく。
5.フェノールフタレインが赤くなった時点で水酸化ナトリウム溶液の量をメモする。
6.その水酸化ナトリウム溶液の量をYmLとすると、 ワインビネガーの酸度X%は次の式で知ることができる。
X(%)=Y(mL)×0.6005
※0.1N水酸化ナトリウム溶液は市販の1N水酸化ナトリウム溶液に蒸留水を加えて作る。
※フェノールフタレイン溶液は、市販のフェノールフタレイン1グラムを100mLのエタノールに溶かして作る。
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結果として、私のワインビネガーは、絞っていない状態で酸度が4.9%ありました。これはなかなか良い成績です。市販の米酢が酸度4.5%ぐらいなのでお酢としてもなかなかです。
ちなみに、写真の赤ワインビネガー(酸度7%)は私が測定したら6.5%でした。同様にバルサミコ酢(酸度6%)は7.0%ありました。ラベルに表示されている数値とは違いますが、私の測定誤差なのかどうかは分かりません。
ちなみに、私のワインビネガーの方が市販のものより数倍は美味しいです


この作ったワインビネガーは、ろ過して65度20分湯煎して殺菌して保存します。ここからバルサミコ酢を作るかどうかは未定です。
あ〜いそがしい

[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2601.jpg[/img]
↑その後、つるして絞っているようす。
追記:市販のワインには酸化防止剤が入っているために市販のワインからはワインビネガーは作ることはできません。ちなみに酢が出来る過程でアルコールが生じる訳ですがパンの発酵と同じく法律には抵触しないようです。
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