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ピカピカになりました〜


ウッドの部分も紙やすりで磨いたら、ありゃりゃ、こちらは折角ついた手垢のいい色が消えてしまいました


そのあとで”アマニ油”を塗っておきました。
毎日こすっていれば手垢がつくことでしょう!

さて、このシモン・スーパーEは知る人ぞ知るガストン・レビュファが使っていたと言われています。(前にも私の日記で書いた記憶がありますが、日記を削除してしまったようです。)ちなみに、植村直己が使っていたのはシモン・スーパーDです。
このスーパーEは、最初は70センチだったのですが、氷を登るために当時自分で58センチに縮めました。それを今では非常に後悔しています。
氷の壁を登るなら短い長さでいいのですが、通常の冬の稜線歩き程度なら身長にもよりますが男なら70センチのストレートシャフトがベストだと私は思っています。少し険しい岩稜なら65センチでもいいでしょうが下りだと短く感じると思いますね。もしもそれを長く感じるようだと長さの問題ではなくピッケルワークの問題だと私は思います。つまり、ピッケルを使いこなしていないと言えるかも。大昔の人は80センチ90センチを使いこなしていた訳ですからね。
氷をやるならダブルアックス用の短い方が当然いい訳です。
よくそういうピッケルの長さのことが話題になることがありますが、アドバイスをする人の多くは短いピッケルを勧めるようですが、そういう質問をするレベルの人なら軽めの長いピッケルの方が私は有効だと思っています。短いピッケルはあくまでも壁や急峻な氷に使う物ですね。つまり、山行に応じた長さのピッケルが必要ですが、そういう質問をする人ならオールマイティーとして70センチを私はアドバイスしたいと考えています。女性なら軽い65センチでしょうか?(人によって意見が異なると思いますがあくまでも私の考えです。)
ところで、真ん中の写真のようなピックに穴が開いていますが、これは何だと思いますか?
これは、この穴に3ミリのシュリンゲを通しておいて、垂直の氷にピックを打ち込んでセルフビレイをするためのものです。
氷にピックをこれだけ刺しただけで体重を預けて、その間にアイス・スクリューを打ち込む作業をしていました。いまの私には到底無理な芸当をしていた訳です。この穴も自分で開けました。
今でも忘れはしませんが、氷壁を登っているときにコンタクトレンズがずれて、この状態で両手を放してコンタクトレンズを直したことを思い出します。
磨いているだけで色々と昔のことを思い出しました。
とても捨てられません。
私は、スーパーDの後期型でした。
水上に展示されている植村直己さんのと似ていましたが、バージョンは違う様です。
今は、化粧板に引っ掛けて、居間に飾っています。
ピックに穴を明けて使われていたのですか?
ドリルの歯、何本オシャカにしたのかしら・・・。
テープシュリンゲで、根元にタイオフでやっていました。
BochiBochiさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
変なことですが、今、このコメント欄に返信機能があると初めて気付きました。
さすがに腕力が強い人のスーパーDですね。
私も長い間飾っていました。正確にはさっきまで(笑)
でも、磨いたら使ってあげたくなりました。
穴あけは非常に苦労した記憶はありますが詳細は忘れました。
スピッツェもガスで真っ赤に焼いてジュワっとシャフトに刺し入れた覚えがあります。
もう35年ぐらい昔の話ですね。
テープシュリンゲにタイオフは私もそうやっていましたが、もっと急ぐときはそれすらできないのでこのアイデアを使った記憶です。
コメントありがとうございました。
良いですねぇ〜。
ウッドシャフトのピッケル。
しかも、「シモン・スーパーE」とは、素晴らしい!
私も、持ってます、ウッド…。
…って、昔はみ〜んなウッドシャフトですからね。
私のは、シャルレです。
ブレードの所にも孔があり、色々と利用出来ます。
しかし、やはり錆びが出てます…。
山を引退後、ウン十年ですからねぇ。
でも、磨けば光るんですね。
私も、磨こう!
ところで、ウッドシャフトのピッケルは、
折れるとか、危ない、と言われている様ですが…。
私は、木材の強度は馬鹿に出来ないと思っています。
荷重を掛ける方向は柾目と直交する方向。
(つまり、ピックの向き)
コレを守れば、相当強いと思います。
あまに油を塗り込む事により、強度も増します。
皆に白い目?で見られても、ウッドシャフトのピッケルを使いたいですね〜。
しかし、なかなか、出番が無い。
ringo-yaさん、こんばんは。
そのシャルレ知っていますよ!
私もどっちにしようか迷いました。でも、シャルレは確かに名刀ですね。
その穴は重ねて梯子に出来るのですよね。
そういえば、ten-no-kiさんもシャルレでした。
磨けばこんなに綺麗になるとは思いませんでした。
紙やすりで錆を落とした後、この金属磨きで磨きました。580円ぐらいでした。
この写真よりもさらに今はもっとピカピカですよ。
それと、先ほどグリベルのロングリーシュを仕入れて私の方法のピッケルバンドにしてみましたがバッチリでした。後日ヤマノートにするかも知れません。面倒なのでやめるかも?付属の金属の留め具は使いません。
昔のことを色々と思い出して今はとても
>皆に白い目?で見られても、ウッドシャフトのピッケルを使いたいですね〜。
そうですね。白い目の意味は「バカにされる」「羨望のまなざし」の二つでしょうね。
中間はないような気もします。
そうですね、確かにレビュファさんは愛用していましたね。
今は、シャモニーで静かにお眠りになっていますが・・。
でも、murrenさんは、レビュファさんが、よく使用していたのをご存じでしたね。
ピッケルの長さには、個人的見解もありますね。
(以前、質問箱に回答しましたが、私以外の見解の方もいました。)
nonkibouさん、こんばんは。
ガストン・レビュファ著近藤等訳という本を何冊か読んだことがあります。
シャモニー針峰群の本当に針のような岩頭に立つ写真や映画は見事としか言いようがないですね。
ピッケルの長さはアドバイスする人の個人個人の思い入れもあるので本当はコメントしない方が得策かも知れませんが、あくまでも私の考え方としてこの機会に書いてみました。アイスをやらなければ70センチというのはいい数字だと思っています。nonkibouさんは私よりも長目なアドバイスですかね?逆に、雪山ハイキングぐらいで50センチ台だと急な登り以外は手にもってブラブラですから普通は使いにくいですよね。杖として利用しなければ何のために持っているのか理由が分からなくなってしまいますね。
murrenさんのこのピッケルは何製なんでしょうか?
ステンレス?それとも鋼でしょうか。
私が去年買ったのは表面に梨地の(わずかに凹凸の)コーティングみたいなのが施してあってとても磨くような代物じゃありません。
まあ、とてもmurrenさんがお持ちの氷壁さえ登れそうなピッケルとはレベルが違うのでしょうけど。
また長さも買う前に散々ネット検索して熟慮の結果55cmなんてのを買ってしまった。買う前にmurerenさんに相談できればよかったなあ。
pasocomさん、おはようございます。
そうですか、55センチだと岩稜帯ぐらいで使う感じですね。でも、これはこれで1本いいと思いますよ。あと、それがあるなら富士山とか緩い山用に75センチか、あるいは、70センチを多目的なオールマイティーにするといいかもですね。私がpasocomさんなら70センチかも。バリエーション入るときは55センチの1本は良いと思いますよ。
シモン・スーパーEは鍛造です。いわゆる日本刀と同じです。こういう鍛造以外は普通はプレスですね。それとアイゼンも大昔は鍛造のアイゼンだったんですよ。すごい時代でしたね。むかーしあったタニのアイゼンも鍛造に見えましたがプレスですね。ガシャンとプレス機で作る物です。pasocomさんのもプレスのピッケルだと思います。
また何か私で分かることならお気軽に相談してみてください。昔の知識しかないですけどね
木のピッケル、うちの山岳会でも持っている方がいますが、美しいですよね。
重いですが、使い古された木というのはツルツルしていて、時の経過と人の歴史を感じさせます。
レビュファとか植村直己とかがリアルタイムに出てくる時代のものなんですね。。。
欲しい!とかたまに思いますが、
他人のものではダメですね。
自分の使ったあの頃のピッケル、、、唯一無二ですね。
羨ましいです!
大事にされて下さい!
おや、どなたかと思ったらGeldfelsさんですね。
その後修業されているようですね
そうやって羨ましがられると価値を感じますが骨とう品部類に入れられちゃうと悲しい気がします。
でも、後にも先にも私が一番愛着を感じたピッケルです。錆びつかせていたのはかわいそうでした。
私はその後は無名の安価な70センチを1本買いましたが数年前の鬼の人間の時代に捨てました。そのときは様々な骨董価値のある登山道具を捨てましたが、このピッケルはさすがに捨てることは出来ませんでした。ホエーブスとかコブスも捨てました。それらは今は案外と高い値段で取引されていると聞いて驚いています
私は冬山を封印させておりますが、再びこのピッケルを山に連れて行ってやりたいと思う時、やっぱり58センチという長さがネックになりますね。マッターホルンならちょうどいいでしょうがモンブランだと短いし、八の縦走路ならともかく、もう氷にはもっていけないし、はたして?
murren さん、今日は。
私はシモン・スーパーDを持っています。私がこれを買った頃はこの他にシャルレ、門田、ウィリッシュ等がありましたね。形はウイリッシュが良かったのですが、軟鉄でしたのでシモンにしました。それにウイリッシュには未だピックに穴が有りませんでした。
スーパーE は D の後に出たと思います。D よりもピックの方が大きくてカーブが大きいですね。
今は時々庭の草取りに使っていますが、とても手放す気にはなりませんね。
とても良く草が取れます。
mesnerさんこんばんは。
何となくお久しぶりな感じですね。マダニの季節はまだまだ先ですね
そうそう、スーパーDを草取りに使わないでくださいよ!
植村直己がマッキンリーの氷の下で泣いていますよ!
是非とも磨いてアマニ油塗ってせめて部屋に飾ってくださいね!
写真は超広角で撮っているのでヘッドが大きく見えますが、スーパーDを女性用に少しスリムに作ったのがスーパーEですね。ですから、私からみればスーパーDを使っていらした人たちは尊敬です。
そうそう、今、ウィリッシュを検索したところでした。
スイス製っていうのは知っておりましたが今はマッターホルンの車を止める町のターシュに工場があって今もウッドのピッケルを作っているみたいですね。驚きました。今度行ってみようかなと思った次第です。
私がスーパーEを購入したときもウィリッシュはありましたが私はシャルレかシモンの選択で迷いました。でも、ウィリッシュも美しかったのを覚えています。
コメントありがとうございました。
くどいですが、草取りには使わないでくださいね。鍛造ですので磨けばピカピカになりますよ!
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